インタネートさくら組 ホーム» dandy lion Blog ホーム» フランス車の日常» ルーテシアのウォーターポンプを交換

dandy lion Blog
世の中、経験してみないと
わからないことだらけですね。

フランス車の日常No.025

ルーテシアのウォーターポンプを交換

1年ほど前に行ったVベルトの交換。実はこのときウォーターポンプも交換しようと準備していたのですが、ベルトの交換に時間がかかりすぎたのと、ウォーターポンプ交換の難易度を考慮して後回しにしていました。

難易度・・・・このワークスペースなんですよね。この写真の一番上のプーリーがウォーターポンプです。

上から見るとこんな感じ。どこからどう狙えばいいのやら。

整備工場だとエンジンをずらして作業するのかな?私には出来ませんが・・・・・。

今回、ウォーターポンプを交換する目的は2つ。一つはもちろん定期交換部品であるポンプと冷却水の交換。それともう一つはエアコンが最近冷えないんですよ!

一番調子よく冷えているときでこんな感じ。

なんらかの故障も考えられますが、私がまず疑ったのは昨年のベルト交換の作業ミス。今回の作業で直ってくれると助かるんですが・・・・。

さて、今回用意したウォーターポンプはこちら。一応ガスケットが付いていますがペラペラのボール紙です。おそらく何の役にも立たないでしょう。ですので純正のガスケットも用意しました。写真を取り損ねましたが純正のガスケットはボール紙ではなく、アルミ板が入って補強されています。全然違うものです。

作業開始。

まず冷却水を抜きます。抜く前に一応洗浄。洗浄剤を投入します。

続いてお湯を投入して冷却水と入れ替えます。前回冷却水を交換した時は大変な目にあったので、今回はしっかりお湯を準備してから作業していますので簡単です。古いクーラントを抜きお湯を入れて循環させること数分・・・・

真水に入れ替わりました。

水を抜きます。ドレンはないのでロアホースを外してひと思いに抜き出します。ドバッと。

で、Vベルトを外した後ウォーターポンプを外すわけですが・・・・・

マウントボルトがプーリーの下になっていますので、プーリーを外さないといけません。

プーリープーラーを投入してボルト3本外します。狭いです。

ボルトは外れたのですが、狭くてプーリーは抜けませんでした。プーリーを右に左にずらしながら4本のマウントボルトを外していきます。

下2本のボルトは簡単に脱着できますが、上2本は知恵の輪のようです。手前側は上から3/8フレックスラチェット、奥側はは下からフレックスラチェットめがね+めがねラチェット用ソケットで回せました。ただ基本はマイフィンガーです。備忘録的にどこからどう狙ったのかを載せていますが、基本写真を撮れるような余裕はありませんでした。

今回活躍してくれた工具たち。手持ちの工具ではアクセスしきれず、3/8のフレックスラチェットはアストロプロダクツで買い足しました。

どうにか脱着終了。左が新品、右が今まで付いていたウォーターポンプ。動きはかなり渋いですね。Vベルトと一緒に交換がお勧めです。

ちなみにウォーターポンプが取れるとこんな感じ。ちなみにテンショナーとアイドラーも外して作業しています。

ウォーターポンプの交換は終了しました。Vベルトを装着して、あとは冷却水を入れて終了です!

ところで今回、フロントバンパーを外して作業しています。

この作業のあとにエアコン(コンプレッサー)も見たいから・・・もあるんですが、バンパーの下にこんなバルブが見えたからってのもあります。

これってひょっとしてエア抜きバルブではないですか?これがビンゴで、ここから空気を抜きながらあっさり冷却水投入終了。

クーラントはルノー指定のTYPE Dです。国産車用のやつは怖くて使えません。KENNOL?グラセオルは入手しやすかったのですがこちらは入手しづらいですね。

冷却水の漏れもなくベルトも回り無事終了・・・・・

エアコンはどうなったって?

現在進行形なので、それはまた後日・・・・

コメント掲示板

ご感想・要望・質問等、管理人への伝言にお気軽にご利用下さい。

コメントはこちらから!