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世の中、経験してみないと
わからないことだらけですね。

フランス車の日常No.021

ルーテシアのVベルト(アクセサリーベルト)を交換

ルーテシアもなんだかんだで7万キロ突破。

いろいろな定期交換部品を交換してきたもののずっと触っていなかったのがVベルト。

こいつが狭いところに付いているんですよね~。

右フロントホイールとカバーを外せば見えてくるんですけど、いったいどうやって交換するんだい?

怖くて見ないことにしていました(下の写真は交換後の写真)。

このクリアランス・・・果たしてやりきれるか?

まず部品の手配をしなくてはいけませんが、部品商に適合確認を取ったら「純正パーツカタログに適当なところがあるので番号だけでは確認が取れない」とのこと。プーリーの数で適合を確認するとのこと。そんな方法で適合確認を。不適合連発の長い歴史を感じますな。どうなっているんだ純正カタログ!

まぁプロを信じてプーリーの数を伝え、ウォーターポンプと一緒に発注しました。

ベルトとテンショナー、アイドルプーリーのセット商品なのでこれも一緒に交換していこうという算段で。さらには冷却水とウォーターポンプの交換も狙うって皮算用です。

さて。まずはベルト緩めて外すわけですが、16mmのソケットが必要です。

で、緩めるボルトは上の写真で真ん中のプーリー(テンショナー)の奥にありますからまずその工具の選定が大変です。

16mmのソケットはインパクト用しかないためこれを使うほかないんですけど、あとは愛用のどんなネジでも緩めてくれる「先生」こと首振りのロングラチェットでどうにかなるかな?

どうにかなりました。さすがは先生。ベルトも無事外れました。

下が取り外したベルト、上が新品。やはり色々なところに裂け目があります。これを見た人はベルトを交換したくなるはずです。

あとは2つのプーリーを外す・・・が、アイドルプーリーのボルを緩めるのがなかなかの難易度。クリアランスが狭い。

一応ロープロファイル用ツールも持ち合わせがありまして、

これで回ってくれました。

が、調子に乗って回していたら工具が抜けなくなりました。困りました。

自分のアホさに嫌気がさします。なぜ途中で気がつかなかったのでしょう?

もがけばもがくほどはまっていきました。

これ以上もがくとネジ穴を破壊しそうです。結局ボルトを切断しました。

無駄な時間をっ!くぅ!

ボルトは純正品を取り寄せようと思ったんですが、カタログに記載があるものの品番なしでした。

しかたないのでホームセンターで購入したものです済ませます。

テンショナーボルトの取り外しは難しくはないものの・・・やはりクリアランスが狭く、やっぱり工具が抜きずらい。作業時間よりツールの抜き差しの時間の方が長い感じです。

ともあれ、左が使用済み、右が新品。

汚れている以外なにか違うのか?

本当に変える必要があるか分かりませんが、ベアリングも付いているしせっかくなので交換します。

取り外しの逆なのでここは問題なし。

一緒にウォーターポンプも交換しようと思い冷却水も用意しておりましたが、ここまで少し時間がかかったこともありこちらは断念。冷却水を交換する時でいいかなぁ?

新しいプーリーを取り付けは問題なく終わり、後はベルトの取り付け・・・・だけどこれがなかなか上手くいかない。

テンショナープーリーをいくら緩めてもベルトが入らない。というか外した時のように下から緩めるとスピンナーが邪魔でベルトが入らない。

では上から・・・と思ったものの上からだとスペースがなくて回しきれずあまり緩まないしツールの保持も出来ない。

こりゃ困ったに~。

何より困ったのがテンショナーボルトからソケットが抜けない。かなり斜めに入ってしまっているため頭に噛み込んでいる模様・・・。これはいやな予感。ネジをナメるなんて初心者じゃあるまいし。とにかく時間だけが過ぎていく。

結論。

インパクトソケットではだめ。

クリアランスが大きいし、それに6ポイントのソケットでは入れづらい。

これ以上は時間の無駄と判断して、16mm・12ポイントのソケットを用意してから作業することに。汗だくだし。

で、ソケットを買い足しました。

スピンなーに付いているのが今まで使っていたソケット。上がコーケンの12ポイントソケット。ちなみにこの手のソケットはKTCかコーケンで特にこだわりはありません。3/8は全部ネプロスなんですけど。

まーこれでだめなら諦めるしかない?そんなわけにもいかないのだけど。

結論からいうと取り付けられました。じゃーん!

ただテンショナーのボルトはなめていて、ソケットを変えても回りませんでした。新しいのは新品だけど使用不可。古いのに戻しました。そしたら外す時に回せなかったところまで回せました。で、ベルトは難なく入りました。

さようなら、考える時間ばかり長かった作業

オレがもう少し賢ければ。16mmのソケットを買ってから作業していればこんなことにならなかたのに!

作業手順と使用工具さえわかれば、ホイールを外すところから30分で終わる作業でした。

これなら次回冷却水を交換するときにベルトを外してと一緒にウォーターポンプを交換しようかなって気になれます。

さらにテンショナーを新品にしようかなって気にもなります。

あくまでその気になるって話で。その気になればってことで。

取りあえず、ずっと変えずにいたベルトの交換が終わって精神的にだいぶ楽になりました。

次のことはまた考えます。

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