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世の中、経験してみないと
わからないことだらけですね。

フランス車の日常No.013

新しい工具とルーテシアのリアブレーキ(ブレーキシュー)点検

海外通販で新しい工具を買いました。ファコム(Facom)のSXL.171 1/2、柄が伸びる差込角1/2の首振りラチェットハンドル。

ブレーキパッド交換でかなり苦戦したところがあったので購入しました。柄を延ばすとこんな感じ。

今まで3/8のスピンナーハンドルを使っていたホイールナットの脱着なんかも楽になりそうですね。
ところでフランス車に乗っていてもファコムのツールは大昔セールで買ったバイスプライヤーがあるくらいで、これが2つ目です。
それほど興味のあるメーカーではなく・・・・買ったことがありませんでした。
多くのメーカーのラチェットハンドルのギアが90枚とか100枚ととか多段化しているなか、ファコムは72枚。
もともと72枚ギアを開発したのはファコムのはずで、72枚にこだわりがあるんでしょうね。

さて、この工具を使う機会がさっそくやってきました。
リアブレーキのドラムとシューの点検・調整。万が一のために新しいシューを用意しております。

ずっとさぼっていて購入以来一度もやったことがない。本当に大丈夫な状態だろうか・・・・・
使う工具はこんな感じ。

ドラムナットを外すための36mmのソケット。200Nm近いトルクで締まっているはずなので普段はあまり使用しないインパクトを使う予定で、ソケットもインパクト用。
スプリング外しはシュー交換になった時のために一応準備。マイナスドライバーはドラムナットカバーを外すために用意。
それとパーキングブレーキ調整用の13mmのソケット、センターコンソールを外すためのトルクスレンチ(T20)。

さっそくセンタコンソールを外します。

調整ナットが配線で見えない!今回コンソールボックスを外したので、配線も整理しました。

続いてジャッキアップ、ホイールを外し・・・ここで新しい工具を投入しましたが、本当に簡単にホイールボルトが回りました。
ドラムが出現したものの・・・・こで最初の難敵。
真ん中のカバーをマイナスドライバーでこじって外そうとしましたが、ビクともしません。

サービスマニュアルを確認すると、エアハンマーチゼルを使えと書いてある(ような気がします。写真あるし。英語だからわからん)。ということで遠慮なく、


ハンマーチゼル投入。ラスペネと合わせて、簡単に外れました。チゼルがない場合でも、タガネは必要と思います。

さて続いての難敵。キャップは外れましたが、今度はドラムナットが外れない!インパクト使っても無理!

結局ラスペネと例の新しい工具で外しました。全体重かけてガツンとやったら回りました。

余談ですが、唯一のファコムの工具だったバイスプライヤーは巨大で強いプライヤーです。
コイツを使わないとどうにもならないときのみ登場してもらい、期待通りの活躍してくれるので私はこの工具を「先生」と呼んでいましたが、新たな先生誕生です。先生、これからも私をお救いください。

さて、ドラムが外れたところでドラムとシューのチェック。

・・・・特に問題なし。調整も問題ないようです。サイドブレーキの調整だけはやっておきます。

まぁこちらも特に問題なし・・・・かな。

シューの交換は車検前涼しい時期にまた考えましょう。

とりあえず今日は新しい工具がとても頼りになったということで。

ところで、海外ツールはイギリスのPrimeToolsイタリアのMister Workerで購入しています。

送料負担しても日本の通販より安いですよ!

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