徒歩旅vol.006 徒歩旅vol.005 富士宮市から三島市へ 2003/05/07~08
富士宮のホテルで一泊した後は白糸の滝に向かいました。
白糸の滝は現在かなり観光地として整備されていますが、当時はまだそこまで整備が進んでいなかったように思います。整備が進んだのは富士山が世界遺産になってからなのかな・・・?
とは言っても、昔から有名な景勝地であります。圧巻の景色です。
この辺りまで来たら寄らねば損でしょう。ここに行くためだけに出かける価値のある景色です。
ここにはもう一つ、大きな滝があります。それが音止めの滝。
白糸の滝とは違い、ダイナミックな滝らしい滝です。「音止めの滝」とは変わった名ですが、ちゃんと由来があるのです。
すべての話が繋がってきました。山北に行く前に立ち寄った曽我兄弟の墓。
十里木高原あたりで見かけた源頼朝の鷹狩りの石碑。
曽我兄弟が仇討ちを果たそうとしていた工藤祐経はこの鷹狩りに参加していて曽我兄弟は鷹狩りの道中で仇討ちを果たそうとしていた・・・・ここは兄弟が仇討ちをまさに果たそうとしていた場所。
この岩は「曽我の隠れ岩」と呼ばれていて、曽我兄弟が仇討ちのためにこの岩に身を隠した逸話が残っている。曽我兄弟はこの岩に隠れ、兄弟で仇討ちの手はずを確認していたが・・・・近くにある滝の音で声が聞こえなかった。
滝の音を静めて欲しい・・・・そんな願いを天に祈ったところ、一瞬滝の音がやんだ・・・・この滝こそ、「音止めの滝」だそうです。曽我兄弟はここで本懐を遂げることになります。
さて、次はどこにいこうかと。
ここから北上していくと、行きたかった場所がある。しかなしながら果たして歩いて行けるところなのか疑問もあったりしました。
そんな折り友人から「そこまでいったならあそこに行ったらいい」との声もあって、三島に向かうことにしました。
バスと電車で・・・・。
まぁ街中歩いても仕方ないし(正直恥ずかしいし)。
三島に一泊し、翌5月8日は三島で過ごします。
三嶋大社の本殿等の写真が消失してしまっていますが「樹齢1200年」のキンモクセイの写真が残っていました。
こちらは樹齢500年のモッコク。
キンモクセイもモッコクも神社ではなかなか見ない樹木ですね。なかなか面白いです。
三島市内でもう一日泊まり、翌日は友人が勧めてくれた「柿田川湧水群」へ!
そしてその夜、事件が起こります。
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