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中古(走行800キロ)で購入したアドレス110も、まもなく購入して2年が経とうしています。

会社との往復にほぼ毎日45キロほど使用。走行距離は18000キロほどになりました。

オイル＆オイルフィルターにエアクリーナー、ブレーキパッドにプラグにタイヤなど定期交換部品の交換はきちんとしているのですが、気になっていながらずっと何もしていなかったこと・・・・「やっとこさ」ドライブVベルトとウェイトローラーを交換しました。

交換作業についてより、まずこちらが取り外したベルトです。

亀裂や摩耗はなかったのですがベルト幅は18.00mm。どうひいき目に見ても18.10mmはない状況ですが、このベルトの摩耗限度は18.3mmです。とっくに摩耗限度を超えておりました。純正でも2万キロ持たないようです。このタイミングで作業しておいて良かったですね。

なみにスズキ指定の交換サイクルは2万キロ(シビアコンディション1万キロ)です。

ベルトが切れて立ち往生する前に、早めに交換しておきましょうね。

交換にあたり、今回要したのはこちらの部品。

ドライブVベルトはKN企画のもの。純正より若干長い。そして少し安い。

ウェイトローラーはデイトナの10.5mm。純正11.7gに対して1.2g軽量。燃費が少し悪くなり加速がよくなって最高速は落ちると想像。

そのほか純正部品のガスケット、スペーサー、ダンパーとクーリングファンフィルターを購入しています。

アドレス110でずっと気になっていたのが、「がさつ」な感じの低回転。125ccより15cc少ない排気量を補うためかエンジンが高回転型で回せばそれなりに走るんですけど、開け始めの動きが良くない。ウェイトローラーを軽くすれば加速は良くなるはずですが、軽くしすぎると騒音と燃費が気になりそうだし、1個あたり1.2g軽量の10.5mmのウェイトローラーを選択してみました。

さて交換作業。まずはカバーを外しますがネジで留まっているだけです。キックレバーを外してネジを回せば外せます。

外れました。ケース内は真っ黒ですね。ガスケットもこびり付いちゃいました。写真はありませんがケース側はもっと大変です。

ガスケットがね～。取るの大変ですね。

外したネジ。サイズが違うのも混ざっているので注意しましょう。

キックスターター周りとムーバブルドライブフェイス、クラッチハウジングを取り外します。

取り外した部品。このうちウェイトローラーはもちろん交換。ダンパーとスペーサーは無傷ですが念のため純正部品を購入しているので新品に交換します。

交換すべきものを交換し、綺麗に洗浄しました。ちなみにフェイス側にはマイクロロン処理をしてみました。

組み付けます。ケース内の洗浄も終了。ガスケットも綺麗にしました。さらっと書いてますが地味に時間がかかる作業です。無事組み付け終了。

フィルターも交換しておきます。上が新品、下が今まで使ってたやつ。

元通りになりました。早速試乗してみると！

アクセルを開けた瞬間、スムーズに加速しました。ノーマルとは明らかに違う走り。というかもはや別のバイク？

音は少しうるさくなった感じもします。ベルトが鳴っているのが「ヒューン」という音も聞こえるようになりました。

それでもこの加速は魅力。最高速は落ちているのかも知れませんが、もともとせいぜい60キロくらいでしか走らないので気にならないことです。

1個あたり1.2gの減量で、もう元には戻れないくらいの効果を感じています。

燃費はどうか？

交換前の燃費をしっかり把握していませんが、交換後測ったら45.3km/lでした。

燃料の消費が多くなる真冬の早朝に走っていると考えればそんなに落ちているという感じはしません。

燃費が悪くなっているとしてもノーマルと大差のないレベルだと思われます。

あとはベルトがどれだけ持つか？

純正より耐久性は落ちそうなので、1万キロくらいで交換しようと思います。

純正のドライブVベルトも入手済みなので、次は純正にしてみようかと。

ウェイトローラーは今回と同じく10.5gかな？

こうなるといろいろ楽しみになってきてしまいますね！

ガスケットにはオイルを塗ったので、次は綺麗に剥がれてくれることを祈ります・・・・・