アドレス110のオイル&オイルフィルターとエアフィルターの交換
スクーターのオイルは何が良いか?
これがなかなか難しい。最初に使ったのは車でも使用している高級オイルA.S.H.のFSE。
車では1万キロは余裕で使用可能で、スクーターにもいいだろうと思って使ってみたんですけど、最初は良かったものの千キロほどで劣化を感じました。これではいくら何でもコストパフォーマンスが悪い。
で、行き着いたのがA.S.H.のFS。FSEのワングレード下。粘度は0W-30。
これが恐ろしいほどに劣化しません。
今回は2千キロで交換しましたが、抜いてみたら全然余裕。損したと思いました。
次は3千キロくらい引っ張ってみようかと。

さてオイル交換ですが、今回はオイル&オイルフィルターと同時にエアフィルターも交換します。今後オイル交換のサイクルが3千キロになればずっと同時交換ですね。
用意したのはこちら。フィルターはデイトナのオイル交換パーフェクトセット。「そんなところも変える必要あるの?」ってくらいのOリングとフィルターがセットになっているものです。エアフィルターは純正ではなくNTBのやつ。少し安いです。道具はT型レンチがあると早いですね。青い柄のドライバーみたいなやつはシールピックツール。

さっそくスピンナーハンドルを使ってドレンボルトを緩め、オイルを抜きます。

オイル受けはアストロプロダクツ製。こいつはスタンドの下にすっぽり入るので助かります。下から抜いている間にフィルターも取り外し。ケーブルの奥に見えているのがカバー。ボルト2本で止まっています。奥まっていますがT型レンチなら余裕です。

フィルターを外しました。各部洗浄してOリングを交換。この写真にあるパーツの他、車体側に交換ポイントが一カ所あります。素直にピックツールを使いましょう。一瞬で作業が終わります。

さらにエアフィルターの交換も行ってしまいます。カバーはプラスのネジで止まっているだけですが、ドライバーで行うのは骨が折れる作業です。

やはりT型ハンドルを使うのが早いかと。ちなみにこちらは高級工具のネプロスですが、私がネプロスにはまってしまったのはこのT型ハンドルを使用し始めてからです。これは本当に絶品。あっという間に作業終了。上が3千キロ走ったフィルター、下が新品です。

そうこうしてる間にオイルも抜けきり、完全な脱脂作業の後ドレンボルトを規定トルクで締め上げ、オイルを規定量入れて終了です。

オイルを入れ替えても変化を感じない。アイドリングでの騒音や振動も変わりません。やはり2千キロくらいじゃ全然劣化していなかったようです。
やはり次は3千ですね
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