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ナイスミドルへの道No.002

通知表の通信欄① 中学1年生編

先日のブログもそうですが、父の遺品整理をしていたら私の9年間の通知表が出てきました。
母がファイルに入れて残しておいたようですが、母もそんなことをした記憶はないようです。
大変懐かしく、先生もいろいろなところを見ていて下さったようで、特に中学校の頃の通信欄は面白いです。
自分も3年間で、もちろん1年ごとにもいろいろ成長していたんですね。
通信欄だけですがブログに書き残しておきます。
まず1年生のときから。

担任の先生は国語の伊藤久美子先生でした。
隣の中学校からやってきた新任の先生です。
昨年ですか、東京で32年ぶりに4月に1cm以上積雪、というニュースが流れましたが何を隠そう中学校の入学式がその日、31年前の4月8日だったんです。
積もった雪を踏みしめての入学式でした。
伊藤先生は国語の先生ということもあり筆まめで、手書きの学級通信をまめに書いており・・・・・
その第一号は入学式当日、降り積もる雪を見ながら書いたものでした。
その内容はよく覚えていませんが、これを読んで、母に「いい先生に当たってよかった」と話したことははっきりと覚えています。
信用のおける、大好きな先生だったと思います。
その先生からの記念すべき最初の通信ですが。。。

相変わらず口の悪さ(?)多さはたまに傷ですが、おかげで周りの人やクラスが活気がつきます。
合唱コンクールではとでも堂々とした熱心な歌い方が出来ました。大きな貢献だと重います。
基本的なもの(忘れもの紛失他)がまだ努力を要しますが注意の受け止め方など成長しました。
委員としても上出来です。

一行目から一撃入れられています。
先生!!
相変わらずってまだ1学期ですよ!中一の!!!
4ヶ月前は小学生ですよ!
相変わらずってオレの何を知っているんですか!!
中学デビューかも知れないじゃないですかっ!
・・・・そんなに印象的だったのかな。
自分の記憶とはずいぶん違うな・・・・・。

口の悪さ・・・そんなに悪かったかな。クエッションマークが突いているしきっと絶対先生の気のせいなんだと思う。
わたくしは小さな頃からお上品なお口で通っておじゃりますから。
口の多さはまぁそうだったかも知れません。ただ、クラスが活気づく・・・そこまでだったかな。
たまに傷って!褒められてるのかな?
まぁ・・・・。
伊藤先生は生徒思いの大変良い先生だったんですけど、時よりヒステリックに口うるさくなってしまうのがたまに傷でした・・・・ってそんなこと平気で先生に言い返すような子どもではあったと思います。
すみませんでした。
もしも、生徒思いの伊藤先生が私の将来を心配してそんな苦言をおっしゃていたのであればその点今日に至るまで全くなおっておりません。
重ね重ねすみません。

忘れ物の話はともかく・・・・。
委員の下りですが私は特に深い意味なく厚生委員会に入っていたのですが、伊藤先生も厚生委員の担当だったのです。
私まだ13才の中一でしたが、この頃から仕事は与えられるものではなく自分で見つけるものという意識がはっきりしていて、これは小学生の時委員長という仕事をいい加減にやって当時の担任の先生に思いっきり叱られた経験からそうなんですけど、伊藤先生もこの辺り見ていたのかも知れません。

続いて2学期です。

厚生委員としての数々の取り組みご苦労様でした。
この学期は福士君がより定定向上したものが多くありました。班員のことクラス活動のこと、ユニークなだけでなくそこに力や心づかいが感じられ頼もしい存在になりました。
学習の方もより一層努力して頑張って大きくなりましょう。

今度は最後に一撃入れられていますね。
成績は悪いわけではないんですけど、それほどいいわけでもない。
もっと出来るはずだと思われていたのかも知れません。
最初の方で褒められていますが、私の成長というよりも、先生の私に対する印象が変わってきたのかも知れません。

最後に3学期、最後の通信欄です。

まとめの会の発表積極性もあったり態度も立派でした。班長さんとしても言葉だけでなく行動に表せるようになってきました。
どんどん成長してきたのがよくわかりました。
このまま頑張っていきなさい。
いい文章(心)をありがとう。

まとめの会というのは覚えていませんが、印象的だったんでしょうかね。
2学期に「先生の私に対する印象が変わってきたのかも」とコメントしていますが、これを見るとやはりずいぶんと成長したように映っていたようですね。

「このまま頑張っていきなさい。」という命令口調のメッセージにはむしろ愛情を感じます。
入学式に「いい先生に当たった」と感じたのは間違っていなかったと思います。

最後の一行・・・・一つを除いて何を書いたまでは覚えていないのですが、最後に先生宛の作文を提出したことは覚えています。
当時からこんな感じで作文をしておりましたので先生の印象に残ったのでしょう。
ちなみに「一つを除いて」というのは「先生のいう言葉の意図が分からず文句をいう人もいますが、僕はわかっています」的な文章のこと。これは確かに書きました。
今は思慮深いナイスミドルですが、当時から思慮深かったわけです。
で、その作文を提出した翌日に先生にいやな指示をだされ、うっかり「やってらんねーよ」的な愚痴が口から出てしまったらこれがたまたま伊藤先生に聞こえてしまい、「こんな意図があるんだ!分かったか!」と怒鳴られてしまいました。
「ひょっとして、もう読んでたの?」
仕事の早い伊藤久美子先生でした。
「注意の受け止め方」さらに成長していたでしょうか。

伊藤先生、本当にありがとうございました。
口の悪さ、多さが矯正出来なかった点は本当に申し訳ございません。

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