インタネートさくら組 ホーム» dandy lion Blog ホーム» たのしいラグビー観戦» 入替戦について

dandy lion Blog
世の中、経験してみないと
わからないことだらけですね。

たのしいラグビー観戦No.141

入替戦について

過去10回、1部チームが7位8位とも勝利を収め入替がなかったのは2016,2018,2020の3回のみ。他7回は入替が起きており、うち4回は7位チームが2部に落ちています。10年前、2014年に7位チームが負けるまで、7位チームが2部に落ちることはありませんでした。1部7位のチームと2部2位のチームでは力の差があったので、ずっと1部のチームが勝ち続けていました。

しかし、10年前の2014年、2勝5敗でリーグ7位だった日大が2部2位の専修大に負け2部陥落となりました。リーグ戦の歴史48年で初めてのことでした。

専修大ラグビー部の歴史は古く、法政大・日大・中央大とはリーグ戦創設期より切磋琢磨した中です。優勝も5度しています。が、この「インターネットさくら組」が開設された頃には弱体化が進んでおり、2002年に2部落ちするとその後2部で優勝することも出来ず、入替戦の常連にもなれませんでした。2014年の入替戦出場は5年ぶりのことでした。

専修大公式ブログにこの試合の記事が残っています。

入替戦の難しさ

1部の下位チームが2部の上位チームと対戦する入替戦。

1部チームが総合的な戦力や個々の力でで上回っていたとしても、チームとしての完成度・成熟度、あるいはチーム状態は、2部で好成績を挙げたチームの方が1部でチグハグな試合をしてきたチームを上回ることがあります。

この場合、1部のチームがチームとしての完成度が低いにも関わらず「総合的な戦力や個々の力で上回っているから大丈夫」と高をくくったり、ちょっと差を付けただけで油断したりすると、2部チームに獲っては良いカモとなってしまい、アップセットが起こりやすいように思います。

専修大は2021年に再び2部に落ちて2年連続の入替戦出場。昨年は立正大と対戦しており、序盤で14点差を付けられ力の差があるように見えましたがハーフタイムまでに追いつきました。入替戦に慣れていて、14点差を付けられても慌てていないように見えました。後半立正大に離されますが、立正大も立正大で入替戦に慣れていて一度追いつかれたくらいでは浮き足だったりしないように見えました。

ハリケーンズはどうでしょうか?総合的な戦力、個々の力では専修大を上回っているかも知れません。

でも今の現役で入替戦に出場経験がある選手はいません。川松総監督や今田コーチは入替戦の経験があるとは言っても選手として出場するわけではないし、指導陣としての経験の話であれば専修大の大東毅ヘッドをはじめとする指導陣の方がずっと経験豊富であられる。ずっと出場し続けているんだから。

そして何より、チーム状況が専修大より良いと言い切れるのか?

驕ればやられること、慌てれば経験豊富な相手の思うつぼになることを肝に銘じなければならなりません。

専修大というチーム

最後に、専修大は昔から父母会や応援団、OBの結束が非常に高いチームです。

入替戦当日もおそらく緑のものを身につけ固まって声援を送るものと思われます。メインスタンドの半分は緑色に染まると思った方が良いでしょう。

応援団としては申し訳ないのですが、アウェイの雰囲気になる可能性も高いです。

少しでも専修大の大応援団に対抗する方法があれば、とは思いますがまずは数です。

少しでも多くの方にハリケーンズの応援に加わってくれればと思います。

コメント掲示板

ご感想・要望・質問等、管理人への伝言にお気軽にご利用下さい。

コメントはこちらから!