DR250R レストア再開計画
ブログにカテゴリーを作っておきながら、結局放置プレイ。
20年前のバイク便での酷使に耐え、さらに10年の野ざらしに耐え・・・・
それでも少々整備すればエンジンはかかり走ることも出来たDR250R。
再び走らせてみたのは5年前か・・・・
とりあえず走ったものの各所に錆や塗装剥がれが見え、エンジンも圧縮が抜け気味・・・・まぁ10万キロ走っていますからね。
エンジンの圧縮漏れくらいなんとかしてやろうとヘッドをバラし始めたのが運のつきか・・・・
結局エンジンは全バラにしてしまった。
全部バラして、自家製サンドブラストで塗装をはがし、電子オーブンを使って自家製ガンコート。
ピストンとピストンリング、バルブは新品交換。
地元企業の井上ボーリングでバルブシートカットとクランクシャフトの芯出し、ヘッド面研までしてもらい・・・・
そのほか、交換できるところは全部交換。
結局完全オーバーホールどころかフルレストアになってしまった。
ちなみにヘッドカバーは自家製ちじみ塗装である。
ガンコートのついでに小物もガンコート済み。
キャリパー、フットペグ、シフトレバー・ブレーキレバーなど。
青いのはアルマイトではなくガンコートだ。
タンクをはじめとした外装もクリアコートだけで済まそうと思っていたけど、結局塗装をはがして全塗装。
ウレタン仕上げで、最終的に鏡面まで磨いている。
外装のデカールは純正品だけど、タンクのデカールは純正品ではなく(純正品は相当の値段になっていた)、ebayでアメリカから取り寄せたもの。
アメリカで販売しているDR200用のものらしいけど、ぴったり合った。
ここまでくると問題はフレームとスイングアーム。さすがに手を出したら大変だから・・・と思っていたけど結局やってしまった。
塗装をはがして、ウレタン塗装。
フレームのサンドブラストはさすがに自家製ではできなかったので、外注した。
いろいろ調べてみたら地元(入間)の大型塗装屋さんが持ち込みでやってくれた。
8000円とかなりお値打ち。仕上げは完璧。
塗装は完璧とは言えず、何度失敗したことか。
曲面が多かった外装も難しかったが、フレームは塗れていない場所があったりして仕上がるのにかなり時間がかかった。
まぁ・・・250ccの単気筒とはいえエンジンの分解からして大仕事であった。
どれだけ時間がかったことか・・・・まったく気の長い話である。
あとは組み上げるだけ、というところで3年くらい放置プレイだ。
実は組み上げる前にまだ塗装がいくつか残っていたりもする。
ホイールのハブ。ここまでやったらこっちも手を出さなくては、ということで中途半端にブラストして放置になっている。写真に写っていないがステムも同じ状態だ。
もっとも厄介なのが手前に写っているキャブ・・・・TMRである。
一度はウレタンで塗装したものの、あまりに汚かったのでこれまた中途半端にブラストしてあり、おまけに非分解部品も外してある。
もはや全く逃げ場がない部品だらけで、少なくともしっかりブラストせねばいけない。
その後の塗装はどうすればいいだろう・・・・・
作業当時はこの手のものはガンコートが一番よかったはず。
これもそうしようと思っていたけど、TMRキャブはベアリングが埋め込まれた箇所があり焼付塗装は無理・・・・というところで完全に手が止まって放置してしまったのだ。ブラストしてからも悩んだ。
今なら常温乾燥セラコートがある。セラコートの塗料は5千円ほどだしこれを使うのも手・・・・というかこれしかないかな。
まぁそれより前にやはりブラストだ。かなり好きでない作業なので気が重い。
あともう一つの問題はスポークだ。
いっそのことZ-WHEELのステンレススポークにしてしまおうか・・・・・
いずれにしても、まずはブラスト。ブラストしてから先を考えよう・・・・・
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