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仲間が倒されたぞ!
ボールの取り合いが起こるメカニズム

寝ているプレーヤーはプレーに参加出来ない

グビーには「寝ているプレーヤー、グラウンドに横たわっているプレーヤー」はプレーに参加出来ないというルールがあります。 したがって、ボールを持っているプレーヤーがタックルによって倒されたとき、「タックルによって倒されたプレーヤー」は何も出来ません。唯一出来ることはボールから手を離し、仲間の助けを待つ」ことのみです。1プレーくらいすることが許されていますから、相手に取られないようにボールを味方側深くにに置き、仲間を待ちます。これしか出来ません。

11番の選手が倒された選手。ボールを手放している(軽く手を添えている)

この時、地上にあるボールは誰のものでもありません。相手もボールを取りに狙ってきます。仲間より先に相手が来た場合・・・・寝ているプレーヤーは抵抗できませんから、ボールを奪われることになります。ですから、仲間が倒された場合、ボールを守るために相手より先に倒された仲間の元にすぐに駆けつける必要があります。

ボールを奪うために・・・!

手より先に仲間の元に駆けつけることが出来ればボールを確保出来ます。しかしながら倒された仲間に自分たちより近い場所にいる相手がいます。それは、タックルして倒した本人です。

「寝ているプレーヤーはプレーに参加出来ない」のはタックルした側から見ても同じことで、タックルした側も寝ている限りプレーに参加出来ません。タックルしたプレーヤーから手を離し、立ち上がれない場合はプレーの邪魔にならないよう寝ている必要があります。・・・が、立ち上がればすぐそこに「誰のものでもない」ボールがあり、誰よりも早くボールに手を掛け、ボールを奪うことが出来ます。

明治大(紫のユニホーム)のプレーヤーに、日大の板倉くんがタックルしています。倒せるかな?
タックル成功。相手はボールから手を離さなければならず、そのボールの確保に味方が向かっている様子がわかります。板倉くんはタックル後倒れておらず・・・ボールを狙っている!

ボールの取り合いが勃発しました!!!

ボールを奪えるか?逆に奪われないためになにが出来るでしょうか?

ボールを奪われないための行動

倉くんが狙っているの俗にいう「ジャッカル」と呼ばれる相手のボールを奪うプレー。板倉くんの得意技でもあります。これを防ぐためにまず相手がする行動は・・・・・

板倉くんに組み付く。これが一番。

板倉くんに自由に行動をさせない、というのもそうですが、実はラグビーには地上にあるボールを取り合う際ある条件を満たすと「手でボールを触れられなくなる」というルールがあります。地上にあるボールを双方1名以上の立っているプレーヤーが「体を接触しながら」奪い合っている状態になると、「手でボールに触れてはいけない」状態になるのです。この状態を「ラック」と呼んでいます。

最後の写真を見ると、板倉くんがボールを拾い上げるより先に明治大の選手が板倉くんに組み付いているのがわかります。従って板倉くんはボールから手を離さなくてはいけない状態で、明治大は板倉くんのジャックルを阻止し(取りあえずは)ボールの確保に成功したととも言えます。ただし、まだ日大の方が人数が多く次の攻撃まで時間がかかりそうです。

ブレイクダウンの攻防

のようなタックルが決まった後のボールの取り合いを「ブレイクダウン」と呼んでいます。基本的に強いチームは弱いチームよりブレイクダウンが強く、より早くブレイクダウンのポイントに到達し少ない人数でブレイクダウンを制していきます。逆に言えばブレイクダウンが強いチームは強いです。近年のラグビーでは特に重要度が増しているポイントです。

激しい攻防はあまり見なくなった

ック、ジャッカル、ブレイクダウンなど専門用語が飛び出しラグビー講座っぽくなってきたところでいうのもナンですが、実は上の写真のような「激しめの」ブレイクダウンの攻防は昨今あまりみなくなり、比較的平和な攻防が多いです。

日大は既に攻防に勝利。流通経済大(白)は深追いせず、次のプレーに備えている

防御側は深追いしないで無理にラックに固着しないようになりました。とは言っても、この写真に至るまでに攻防戦を行っていますので、やはりブレイクダウンの攻防は行われており、とても重要なポイント、かつ見所でもあるのです。

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