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関東大学ラグビーリーグ戦
開幕戦

日本大vs立正大

開幕戦案内ポスター

生物資源科学の皆さんへ

関東大学ラグビーリーグ戦に所属する日本大学ラグビー部の開幕戦は「秋葉台公園球技場」で開催されることになりました。湘南キャンパスからほど近い湘南台にあるグラウンドです。チケットぴあで販売している前売りチケットなら800円で入場可能ですし、翌10日にはワールドカップの日本代表戦も行われます。後期授業開始直前、いろいろな予定もあるかとは思いますが、ぜひ「目の前で」本格ラグビーの迫力を味わってみてはいかがでしょうか。

この試合の観戦は、きっと、学生生活のいい思い出の一つになるに違いない・・・そんな思いで、ポスターを作成しました。作成したポスターは、私の同窓である森林環境保全学研究室・小坂泉准教授及び事務局の尽力により、学生課及び庶務課に掲示させて頂いております。尽力頂きました方、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

ラグビーに興味ある方にはラグビー観戦ガイドも用意していますのでぜひご覧ください。その他質問等ありましたらTwitterfacebookのダイレクトメッセージで質問頂ければ、出来る限り回答しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

2023.9.1 福士和照(98年林学科卒)

ハリケーンズとヘラクレス軍団

日大のラグビー部には「Hurricanes-ハリケーンズ」というニックネームが付いています。2000年前後に当時の監督が付けたニックネームです。もう一つ「ヘラクレス軍団」というニックネームもあります。こちらは1990年代後半から自然発生的にラグビーファンに呼ばれるようになったもので、強靱な体とパワーで相手を弾き飛ばしながら前進していくプレースタイルに由来しています。

ハリケーンズは強いのか弱いのか?
現在の立ち位置

今の4年生が入学する1年前からの歴史を振り返って現在地を確認します。

4年前(2019)~躍進、リーグ戦優勝戦線へ

2015年に2部落ちを経験し、16年に復帰して4年目のシーズンは強化がついに結実。今まで辛酸をなめ続けて来たチームに勝てるようになり、次々に接戦を制していきました。リーグ戦王者である東海大には一蹴されたもののリーグ戦2位に躍進しました。

ついに努力が実った。
今まで勝てなかった法政大・流通経済大に続いて大東文化大に僅差で勝利。リーグ戦2位で選手権へ。

緒戦の相手、京都産業大は強化のために何度も胸を借してもらった相手で、今まで一度も勝てなかった相手でしたが、競り勝ってベスト8進出。喜びを爆発させます。

準々決勝の相手は名門・早稲田大。ベスト4目指して戦うも完敗。まだまだ名門の壁は厚いことを知り、努力を重ねていきます。

3年前(2020)~確かな強さ、しかしまだ届かない

4年前の写真がやたら熱くて多くなってしまいました。この年より少々割愛させて頂きます。現在の4年生が入学。前年より貫禄が付き、優勝を目指して臨んだシーズンでした。前評判通りの強さで勝利を重ねていくきましたが、圧倒的な実力差を見せるには至らず・・・・この年のチームが本来の強さを見せ始めたのは敗戦を味わった流通経済大戦以降。強豪・大東文化大を88-5で圧倒し、最終戦・東海大戦での逆転優勝に望みを繋ぎました。しかしながら最終戦を前に東海大がコロナに感染してしまい不戦勝、結局リーグ3位で終える結果に。

2年連続で進んだ大学選手権では準々決勝で明治大と対戦。試合開始直後から明治大に圧倒され0-12とされるものの、前半30分以降に反撃開始。後半も開始直後から一気に攻め込み7-12とすると試合は激しい肉弾戦に。各所で激しく体をぶつけ合った壮絶な戦いは、60分過ぎに明治大がスクラムで日大を圧倒し始めたところで決着。7-37での敗戦となりました。

力は出し切ったが届かなかった。力を出し切ったからこそ、こみ上げる悔しさもある。
フレーザー・クワーク(当時3年)と前川李蘭(当時1年)の視線の先にあるのはスコアボード。見据えているのは近い未来。

2年前(2021)~ベスト4まであと・・・・

強力なドライビングモールと確実なラック、激しいタックルとジャッカル。当たって削るシンプルなラグビーでライバルを次々と倒していく様はまさしく「ヘラクレス軍団」。東海大との一戦は全勝対決、事実上の優勝決定戦となりました。ここ数年リーグ戦で負けていない王者・東海大は序盤こそ余裕のある立ち振る舞いを見せていましたが、ハリケーンズの激しいブレイクダウンの前に徐々に追い込まれ・・・・接戦の末、最終的には両者譲らず引き分け決着に。リーグ戦2位で選手権へ。緒戦の日体大を苦しみながらも退け、臨んだ準々決勝。関西リーグ全勝優勝の京都産業大との一戦は終盤逆転するも・・・・。再逆転を許し、1点差で負ける結果となりました。「届かない」・・・いや、足りていない・・・・

WTB水間、気迫のトライでついに逆転。ベスト4に手を掛けていただが・・・・

1年前(2022)~1点差を埋めるために・・・・

足りなかった1点を取るために下した中野監督の決断は、モデルチェンジ。元日本代表主将の肩書きを持つ菊谷崇氏をヘッドコーチに招聘し、「当たり強さに頼らないラグビー」に果敢にチャレンジしていきました。が、春シーズンを全敗で終えると夏合宿の練習試合では京都産業大に大敗。チーム作りが遅れているのは明らかで、開幕戦・立正大戦も立正大の徹底したハイパント攻撃に苦しみましたが、ビハインドで迎えた後半に力を結集して逆転勝利を果たしました。

大けがから復帰、大逆転でメンバー入りした4年生・太田が初出場にして逆転勝利を決定的にするトライを決めた。喜びを分かち合うフィフティーン。

このまま行ける・・・・と思った2戦目法政戦で痛い星を落とすと流通経済大戦・東洋大戦と立て続けに接戦を落とし崖っぷちに。その後2連勝を飾り最終戦・東海大戦に臨みましたが一蹴される形となり、4位でシーズン終了。中野監督・菊谷ヘッドコーチとも退任となりました。

今年~「ヘラクレス軍団」への回帰

OBの窪田幸一郎氏と稲田仁氏が監督、ヘッドコーチにそれぞれ就任。

写真左:窪田監督、右:稲田ヘッド

写真左:窪田監督、右:稲田ヘッド

「粉骨砕身」をスローガンに、「ヘラクレス軍団」に回帰し新生ラグビー部は春シーズン立正大・法政大・慶應義塾大を圧倒。「粉骨砕身」のスローガン通りのラグビーを見せていきましがたが、立教大に負けると続く筑波大には大敗。まだまだ成長段階にあることを思い知らされました。

vs立正大プレイバック

昨年も開幕戦で対戦

開幕戦の相手となる昨年2部から1部に昇格したチームです。昇格緒戦となった昨年の開幕戦の相手はハリケーンズだったので、2年連続開幕戦での対戦となります。

昨年の開幕戦は序盤から立正大のスクラムとハイパント攻撃に苦しみ、後半7分までに17-26と9点差を許す展開でした。しかし徐々に一体感を持った攻撃が出来てくるようになると、後半34分に34-33と逆転。さらに39分、逆転勝利を決定付けるトライをLO太田が決めると、最後はSH前川が50mPGを成功させ43-33で勝利しました。

今年春にも開幕戦で対戦

先述の通り、立正大とは春シーズンも対戦しています。春シーズンもやはり開幕戦での対戦で、立正大グラウンドで相対しました。手探りの中前半は14-12と競って折り返しましたが、新戦力のフレッシュな活躍と「ヘラクレス軍団復活」を予感させるスクラムを武器に後半圧倒し52-19で勝利を収めました。

それでは、問題の開幕戦はどのような展開となるでしょうか?

答えは全くわかりません。春の3連勝はフロックだったのか?それとも2連敗は何かの間違いだったのか?

その答えが出るのは9月9日(土)の秋葉台公園競技場。ハリケーンズの熱い魂が湘南の大地を焦がします!

9月9日は秋葉台公園へ!!
15時キックオフ!

会場:秋葉台公園球技場
神奈川県藤沢市遠藤2000-1
小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜地下鉄ブルーライン
湘南台駅 より バス [湘11]茅ヶ崎行き 「遠藤」下車5分
JR東海道線
茅ヶ崎駅 より バス [湘11]湘南台西口行き 「遠藤」下車5分

チケット情報

前売り券は以下より手配可能です。当日券については関東協会のページをご確認下さい。

  • チケットラグビー
  • さくらクラブチケット
  • チケットぴあ

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