関東大学ラグビーリーグ戦公式戦
日本大vs大東文化大
得点表
日本大 | チーム | 大東文化大 | ||
31 | 合計得点 | 0 | ||
前半 | 後半 | ハーフ | 前半 | 後半 |
7 | 24 | 得点 | 0 | 0 |
1 | 4 | トライ | 0 | 0 |
1 | 0 | ゴール | 0 | 0 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
メンバー表
日本大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 鈴木 哉斗 | 4 | 開志国際 |
2 | 井上 風雅 | 2 | 東福岡 |
3 | 山内 開斗 | 4 | 佐賀工業 |
4 | 趙 誠悠 | 4 | 大阪朝鮮 |
5 | テビタ・オト | 4 | トンガ |
6 | 板倉 正矢 | 4 | 清真学園 |
7 | 飯田 光紀 | 4 | 日川 |
8 | シオネ・ハラシリ | 4 | 目黒学院 |
9 | 前川 李蘭 | 2 | 目黒学院 |
10 | 饒平名 悠斗 | 3 | コザ |
11 | 水間 夢翔 | 3 | 佐賀工業 |
12 | フレイザー・クワーク | 4 | 開志国際 |
13 | 広瀬 龍二 | 3 | 日川 |
14 | 髙野 謙人 | 4 | 静岡聖光学院 |
15 | 普久原 琉 | 3 | コザ |
16 | 竹内 治人 | 4 | 日本大学 |
17 | 林 琉輝 | 3 | 日本大学 |
18 | 岩上 龍 | 3 | 目黒学院 |
19 | 熊谷 幸介 | 4 | 保善 |
20 | 佐川 奨茉 | 2 | 佐野日本大学 |
21 | 石黒 康生 | 1 | 岐阜工業 |
22 | ナサニエル ・トゥポウ | 3 | マトリスブラザーズ |
23 | 徳永 優太 | 1 | 佐賀工業 |
大東文化大大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 小島 燎成 | 4 | 秋田工業 |
2 | 酒木 凜平 | 4 | 御所実業 |
3 | 野口 大貴 | 4 | 北海道遠軽 |
4 | 塩見 成梧 | 3 | 御所実業 |
5 | 佐々木 柚樹 | 1 | 八戸工業 |
6 | 吉瀬 航太 | 3 | 大東文化大学第一 |
7 | 松川 宙 | 4 | 正智深谷 |
8 | リサラ・キシナ ・フィナウ | 1 | 青森山田 |
9 | 稲葉 聖馬 | 2 | 御所実業 |
10 | 落 和史 | 3 | 石見智翠館 |
11 | 鎌田 進太郎 | 4 | 石見智翠館 |
12 | 戸野部 謙 | 3 | 岐阜工業 |
13 | 神田 永遠 | 1 | 中部大学春日丘 |
14 | 松田 武蔵 | 3 | ロトルアボーイズ |
15 | 青木 拓己 | 3 | 御所実業 |
16 | 塩田 海輝 | 3 | 大東文化大学第一 |
17 | 松山 青 | 2 | 岐阜工業 |
18 | 河村 樹来 | 3 | 石見智翠館 |
19 | スコット・ケアヌ・プブンガトア・レオネ | 2 | ロトルアボーイズ |
20 | 西林 勇登 | 2 | 御所実業 |
21 | 髙田 尚太 | 2 | 秋田工業 |
22 | 福井 真仁 | 1 | 京都成章 |
23 | 朝倉 健裕 | 4 | 御所実業高校 |
タイムライン
昨日まで暑いくらい暖かかったのに、急に冬になってしまいました。おまけに雨。
冷たい雨が打ち付ける中、前半戦最大の山場となる大東文化大戦となりました。
大東大は前節東海大に敗れたとは言え、流通経済大に勝利を収めて選手権争いに名乗りを挙げています。好調を伝えられており、今日ハリケーンズが大東大に勝てば優勝争いに名乗りを挙げることが出来る一戦でもありますが、雨の中どのような展開になっていくのか・・・・?
ハリケーンズが風下に立って大東大ボールのキックオフ。このボールがタッチに出てしまいセンタースクラムとなりますが、このスクラムでプレッシャーを受けてペナルティ。いきなり攻め込まれるかたちになりました。
大東大FWに日大ゴール前まで攻め込まれますが、密集からFL板倉がボールを奪ってターンオーバー。
大東大は中央の5mスクラムから展開。ゴールライン前まで攻め込みますが、今度はWTB水間がボールハントに成功、ノット・リリース・ザ・ボール。
開始直後のピンチをボールハントで乗り切ったハリケーンズ。この後はほぼ敵陣でボールを保持する時間が長くなります。
5-0
7-0
このパターンはもう何度目になることか・・・・今回はモールを20m押し込んでのトライとなりました。
この後はハーフウェイラインを挟んで一進一退に。
大東大は日大ゴール前10mのラインアウトから連続攻撃。ゴールラインまで迫りますが、ゴールラインを背にしたハリケーンズが好タックルで防ぎきります。
互いに攻撃を防ぎきり、このまま前半終了となりました。
前半同様、一進一退の攻防が続きます。大東大ディフェンスの出足は早く、ハリケーンズも思うように前に進めません。
動きがあったのは7分過ぎ。いわゆる「世界的試験実施ルール」。
大東大が自陣から蹴り出したがバウンドして日大陣ゴール前でタッチへ。
昨年までなら日大ボールで再開ですが、今年はこのような場合「蹴り出した方」、つまり大東大ボールです。
今まで日大も相手もこのタッチキックを使っていなかったので触れていませんでしたが、実はこの試合2度目の適用。
大東大は日大ゴール前5mのラインアウトをキープするとモールを押し込みますが、ここはハリケーンズがまたも耐えました。
この後も大東大ペーズで進んでいきますが、得点を奪うまで至りません。
大東大右中間25mPG失敗。
なおも大東大が攻撃を続けますが、日大陣10m付近で今度はHO井上がジャッカル成功、ノット・リリース・ザ・ボ ール。
今日のハリケーンズはピンチの場面でジャッカルが続きます。これで3回目。このペナルティから敵陣に入ったハリケーンズは、ラインアウトから攻撃を継続。
12-0
14-0
井上が今日2試合目のトライ。今度はゴール前のでボールを受け大東ディフェンスを一人引きずって、単独でラインブレーク。
この後は雨が弱くなってきたこともあってか、ボールが動き始めます。
キックオフのボールをキープしたハリケーンズは、積極的に展開攻撃を繰り返して大東大陣15mまで到達。さらにペナルイティを得てると、
19-0
SH前川のG失敗。
実はこのラインアウトの前にゴール前20m付近からモールを押し込んでゴール前5mまで進んでいます。
驚異のドライブを誇るハリケーンズのモール。この後は得意のプレーで得点を重ねたハリケーンズがゲームを掌握し始め、攻撃・防御ともに大東大をリードし始めます。
ハリケーンズは自陣10m付近まで攻め込まれますが、タックルで前進を防ぎつつ、今度はNo8ハラシリのジャッカル成功。ノット・リリース・ザ・ボール。再び敵陣に入ります。
ハリケーンズは敵陣でボールを奪われディフェンスに回るとジリジリ後退しますが、ハーフウエイライン付近でまたしてもWTB水間のジャッカル成功。敵陣に戻ります。
ハリケーンズはバックスの攻撃とLOオトの突破で大東大陣5mラインまで到達。ここでペナルティを得るとラインアウトへ。
24-0
SH前川のG失敗。
ライン攻撃から、ラックサイドから。HO井上はモールだけでなく、俊敏な動きでいろいろなところからゴールラインに飛び込んでいきます。まさしくトライゲッター。
このトライで勝負は決しました。
32分のトライ以降、ハリケーンズは自陣に釘付けになっていましたが自陣から積極的に回していきました。
敵陣に入ってもそれは変わらず、
29-0
31-0
3戦連続で終盤にSHに入った新人・石黒もテンポのいいパスを出し、連続攻撃に貢献しました。
この後のキックオフをハリケーンズが蹴り出してノーサイド。
大東文化大に勝利を収めたことで、東海大との優勝争いに名乗りを挙げたハリケーンズ。
初の完封勝利となりましたが、今日のハリケーンズのディフェンスはブレークダウンでの積極的な動きが目立ちました。もともとフィジカルには自信があるはずですので、今後もこういったプレーが増えていくのではないでしょうか。ディフェンスは全体的に頼もしくなった印象です。
攻撃は前半我慢を強いられましたが、後半とくに20分過ぎに積極的な攻撃を見せ突き放すことが出来たのは始めたのは強豪チームらしい戦い方が出来ているような気もします。小降りになった雨のおかげもあるのかも知れませんが、きっと雨のおかげだけではないでしょう。
最終的には、スクラム以外は眼下の敵であった大東文化大を上回り完勝となりました。
とりとめのない抽象的な感想ばかりになってしまいましたが、今年のチームは、間違いなく名実ともに強豪の仲間入りを果たすチームとなります。レベルが上がれば周囲の要求も上がるはずですが、それはまだまだ難しいです。
次戦からいよいよ観戦が可能となっております。まだまだ強く頼もしくなるハリケーンズを会場で見届けましょう。
コメント掲示板
ご感想・要望・質問等、管理人への伝言にお気軽にご利用下さい。