関東大学ラグビーリーグ戦公式戦
日本大vs専修大
得点表
日本大 | チーム | 専修大 | ||
---|---|---|---|---|
29 | 合計得点 | 10 | ||
前半 | 後半 | ハーフ | 前半 | 後半 |
10 | 19 | 得点 | 3 | 7 |
2 | 3 | トライ | 0 | 1 |
0 | 2 | ゴール | 0 | 1 |
0 | 0 | PG | 1 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
メンバー表
日本大 | |||
---|---|---|---|
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
1 | 竹内 治人 | 3 | 日大高 |
2 | 藤村 琉士 | 4 | 京都成章 |
3 | 新井 真魚 | 3 | 日大高 |
4 | 趙 誠悠 | 3 | 大阪朝鮮 |
5 | テビタ・オト | 3 | トンガ |
6 | 佐川 奨茉 | 1 | 佐野日大 |
7 | 飯田 光紀 | 3 | 日川 |
8 | 長谷 銀治朗 | 4 | 御所実業 |
9 | 村上 陽平 | 4 | 仙台育英 |
10 | 饒平名悠斗 | 2 | コザ |
11 | 水間 夢翔 | 2 | 佐賀工 |
12 | 広瀬 龍二 | 2 | 日川 |
13 | フレイザー・クワーク | 3 | 開志国際 |
14 | ナサニエル・トゥポウ | 2 | マリストブラザーズ |
15 | 普久原 琉 | 2 | コザ |
16 | 鈴木 哉斗 | 3 | 開志国際 |
17 | 林 琉輝 | 2 | 日大高 |
18 | 岩上 龍 | 2 | 目黒学院 |
19 | 平坂 桃一 | 2 | 日大高 |
20 | サミソニ・アサエリ | 4 | 目黒学院 |
21 | 前川 李蘭 | 1 | 目黒学院 |
22 | 齊藤 芳徳 | 4 | 大分東明 |
23 | 高野 謙人 | 3 | 静岡聖光学院 |
専修大 | |||
---|---|---|---|
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
1 | 檀野友多郎 | 4 | 聖パウロ学園光泉 |
2 | 小栗 冬雅 | 4 | 岐阜工業 |
3 | 栗山 塁 | 4 | 桐蔭学園 |
4 | 小笠原 颯 | 3 | 日川 |
5 | 久次米航希 | 4 | 大阪桐蔭 |
6 | 西小路大河 | 3 | 佐賀工業 |
7 | 春口 陽 | 3 | 大分舞鶴 |
8 | 原 健将 | 4 | 桐蔭学園 |
9 | 友池 瞭汰 | 2 | 東福岡 |
10 | 髙居 海靖 | 1 | 御所実業 |
11 | 飯塚 稜介 | 1 | 桐蔭学園 |
12 | 夏井 大樹 | 4 | 秋田中央 |
13 | 平山 壮太 | 3 | 大分舞鶴 |
14 | 花田悠太朗 | 4 | 日川 |
15 | 古里 樹希 | 2 | 東福岡 |
16 | 山口 和明 | 2 | 桐蔭学園 |
17 | 米沢 豪真 | 3 | 茗溪学園 |
18 | 松尾龍之介 | 3 | 国学院栃木 |
19 | 西尾 開登 | 3 | 目黒学院 |
20 | 山下 拓真 | 3 | 東福岡 |
21 | 酒井 亮輔 | 4 | 長崎北 |
22 | 松尾東一郎 | 3 | 桐蔭学園 |
23 | 水野 景介 | 4 | 東京 |
タイムライン
コロナ禍の中で無観客試合が続き、3戦目にしてやっと訪れた観戦の機会は伝統の専修大戦。
あいにくの雨とはいえ、やっとこ今年のハリケーンズを生で拝めるチャンスとなりました。
専修大ボールでキックオフ。これがタッチに出てしまい、いきなりファーストスクラムとなりました。ここは専修大が警戒して上手く組めませんでしたが、
ハリケーンズは崩れたスクラムからボールを展開して攻撃開始。専修大もタックルで応戦しますが、ハリケーンズは攻撃を継続してゴール前5mに到達。
ここでペナルティを得てスクラムを選択しますが、このスクラムはハリケーンズペナルティ。チャンスを逸します。
得意のプレーを連続して波に乗っていただけに残念なところ。
中盤の蹴り合いから専修大陣でボールを奪ったハリケーンズは再び連続攻撃を開始しますが、ゴール前10m付近に迫ったところでノックオン。
専修大キックを自陣深くでキャッチしたハリケーンズがカウンター。再びゴール前10m付近に迫りますが、ボールを離せず三度後退。
専修大陣10mライン付近のマイボールスクラムを押し込んだハリケーンズが再び攻撃を開始。
専修大も接点での激しいプレーもあり、時より押し戻されますが、それでも攻撃を継続して22mライン内側まで到達したところで・・・・ボールを離せず。再び後退。
専修大はこのペナルティで日大陣まで入るものの、ラインアウトでノットストレート。
スクラムから攻撃を継続したハリケーンズが再び専修大陣深くまで達しますが、ノックオンでボールはつながらず。
5-0
饒平名のG失敗。
待望の先制点はディフェンスから。
攻撃が継続出来ずトライまで持ち込めない時間帯が続きましたが、ここは一発で仕留めました。
しかしながら、この後もやはり攻撃が継続出来なくなります。
お互いにミスや反則で攻撃を継続出来ない中、ハリケーンズはペナルティから専修大陣22mライン付近のラインアウトを得ます。
得意のモールを押したいところでしたが、アクシデンタルオフサイド発生で相手ボールに。
専修大ゴール前10m付近でのマイボールラインアウトはスチールされかけますが、専修大ロックが触れたボールはボールを投げ入れた藤村のもとへ。藤村の突進から攻撃を開始しますが、5mラインまで達したところでノックオン。
専修大は5mライン付近のスクラムからキックを使い10mライン付近まで前進しましたが、ハリケーンズも激しいチャージで応戦してボールを奪い返します。攻撃を継続しながら22mラインを突破しますが、ここでもノックオンで相手ボールに。
10-0
饒平名のG失敗。
10-3
専修大FB古里がPGを決めて7点差に。
この後互いに少々攻撃し合ったところで前半終了。
エンジンの掛かりはよく滑らかに走って行くものの、スピードを出しすぎるのかよそ見するのかあるいはコースが難しいのか思ったより前進出来ていない印象のハリケーンズ。
後半突き放せるのか、あるいは接戦となるのか・・・ハーフタイムではどんな話をしたのでしょうか。
ハリケーンズはキックオフから専修大陣に攻め込みます。
専修大陣15m付近のラインアウトをキープすると攻撃を継続しながら前進、タッチライン際を走ったWTBトゥポウが左隅に飛び込みますがゴール直前にタッチラインを踏んでしまいトライにならず。
専修大陣10m付近でノータッチをキャッチしたハリケーンズはWTBトゥポウのカウンターを皮切りに攻撃を再開。
次々とゲインラインを突破し22mラインにさしかかったところでFB普久原が判断よくタッチライン際にキックを転がし、トゥポウがキャッチしてゴールラインに飛び込みましたまたしても足がタッチラインにかかってしまいトライならず。
後半開始直後から「前半戦とは違う」姿勢を見せてフィニッシュまで持ち込もうとしたハリケーンズですが、惜しくもトライならず。専修大の方もここが踏ん張りどころという気持ちがあるのか、なかなかゴールラインを割らせて貰えません。
そして、この直後にマイボールラインアウトを失うと流れが変わります。
10-8
10-10
歓喜の専修大の横で、ハリケーンズはハーフタイムの続きを・・・・・
いい流れを引き戻したいハリケーンズはキックオフから攻撃を再開しますが専修大ディフェンスは前半に比べて激しくなり、簡単にゲインラインを突破できなくなりました。
ハリケーンズは後退しながら攻撃を続けていきますが前進する手立てはなく、流れははむしろ専修大側に。
11分には専修大CTB平山が目の覚めるようなビッグヒットをハリケーンズFB普久原に食らわしてノックオンを誘い、勢いの差をまざまざと見せつけます。
とは言っても、ディフェンスでのハリケーンズの出足は鋭く、攻撃に回った専修大もこれと言った攻め手は見つけられません。
反撃に出たいハリケーンズも攻めれば反則でボールを失うなど空回り気味で、しばらく膠着状態となります。
専修大陣5mのラインアウトから、ハリケーンズは得意のモールを押し込んで22mラインまで到達。
さらに攻撃を継続してペナルティを得ると、5mライン付近のラインアウトから攻撃を続けてゴール前に迫ります。HO藤村が持ち込んだボールはゴールラインを越えますが、パイルアップで5mスクラムへ。
15-10
17-10
これが後半初トライ。
後半5分あたりでトライチャンスを逃してから久しぶりにゴール前まで到達すると、一発で仕留めました。
専修大は徐々に疲れてきた印象です。
ここで攻撃の手を緩めたくないハリケーンズは、自陣深くに蹴り込まれたキックオフから得意のカウンター。FB普久原がパスダミーで抜け出ると、パスを受けたWTB高野がハーフウェイライン付近までボールを持ち込み攻め込みます。
この後のハリケーンズの攻撃はハーフウェイライン付近でタッチに押し出される形になり、しばらくハーフウェイラインを挟んで長いキックの蹴り合い中心の展開に。専修大は足が止まってきている印象。
専修大のペナルティを受けたハリケーンズはハーウェイライン付近のラインアウトからモールを走るように押し込み、22mラインまで到達しますがオブストラクションで後退。
ハリケーンズは専修大ラインアウトのノットストレートから攻撃を再開するとゴール前5mラインに到達。さらにペナルティを得ると、
22-10
24-10
この後専修大の攻撃を受けますがディフェンスは激しく機能しており、前進を許さず。後半40分過ぎには攻撃に転じ、
29-10
そしてノーサイドとなりました。
勝ったハリケーンズは東海大・流通経済大と並んで3連勝。3つ巴の優勝争いも予想されていますが、ハリケーンズは強豪チームへの階段を上っている最中チームであり、強豪チームではありません。
それは選手はしっかり自覚していると思いますが、ファンもそう思って応援していかないと階段を上っている選手の足を引っ張ってしまいます。
優勝争いの話もまだまだ早いでしょう。 あまり偉そうな話をしたくはないですけど、まずはファンから・・・・・ね。選手はきっと大丈夫だと思います。
強豪チームへの階段を上っていると言っても、もう数戦しか残っていません。流経大戦まではあと一戦。
次戦法政戦で今年のハリケーンズの浮沈が決まると言っても過言ではなく、内容も求められる試合になると思います。
ファンの皆さんはぜひ秩父宮に応援に駆けつけましょう。駆けつけられない方は次回こそ私の新しいレンズにご期待下さい。
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