関東大学ラグビーリーグ戦公式戦
日本大vs大東文化大
得点表
日本大 | チーム | 大東文化大 | ||
34 | 合計得点 | 40 | ||
前半 | 後半 | ハーフ | 前半 | 後半 |
24 | 10 | 得点 | 14 | 26 |
3 | 1 | トライ | 2 | 4 |
3 | 1 | ゴール | 2 | 3 |
1 | 1 | PG | 1 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
メンバー表
日本大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 石川莉央 | 3 | 報徳学園 |
2 | 古寺将希 | 3 | 布施工科 |
3 | 中野慎之介 | 4 | 同朋 |
4 | 大宮碧海 | 3 | 御所実業 |
5 | 岡亮太 | 3 | 佐賀工業 |
6 | 小池将聖 | 2 | 中部大学春日丘 |
7 | 柴田爽翔 | 3 | 日大 |
8 | 神崎朝飛 | 2 | 日大藤沢 |
9 | 宮嵜純平 | 4 | 報徳学園 |
10 | 柏原慶太 | 4 | 東海大相模 |
11 | 佐川大樹 | 3 | 佐野日大 |
12 | 後藤翔大 | 3 | 佐賀工業 |
13 | 半田翔彰 | 3 | 福岡工業 |
14 | 田中隼人 | 2 | 報徳学園 |
15 | サミペニ・オツコロ | 1 | DeLaSalleCollege |
16 | 橋口幹太 | 1 | 石見智翠館 |
17 | 山本真也 | 2 | 目黒学院 |
18 | 髙橋祥汰 | 4 | 仙台育英 |
19 | マラカイ・ナワイ カバカバ | 3 | LeleanMemorialSchool |
20 | 峰村彩希 | 3 | 京都成章 |
21 | 初鹿野樹 | 1 | 日川 |
22 | 松下亮介 | 1 | 國學院久我山 |
23 | 山根壮太 | 3 | 日川 |
大東文化大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 小田桐 祭 | 4 | 磐城 |
2 | 大西 樹 | 4 | 御所実業 |
3 | 芳賀 空 | 1 | 御所実業 |
4 | 江角 拓馬 | 3 | 洛北 |
5 | ヴィリ・ムナ | 2 | 開志国際 |
6 | 小島 拓人 | 3 | 開志国際 |
7 | 齊藤 泰靖 | 4 | 秋田中央 |
8 | ノア・トファエオ | 2 | WaverleyCollege |
9 | 遠藤 陽紀 | 1 | 黒沢尻工業 |
10 | 飯塚 祐真 | 2 | 深谷 |
11 | 大方 維織 | 2 | 青森山田 |
12 | 小澤 匠 | 2 | 札幌山の手 |
13 | 橋本 颯太 | 4 | 熊谷工業 |
14 | タヴァケ・オト | 4 | 御所実業 |
15 | 伊藤 和樹 | 4 | 青森山田 |
16 | 大谷 晴輝 | 2 | 御所実業 |
17 | 橋口 博夢 | 3 | 昌平 |
18 | 小田島 采輝 | 2 | 國學院久我山 |
19 | 黒木 新夢 | 1 | 御所実業 |
20 | 大竹 慶宣 | 4 | つくば秀英 |
21 | 徳重 隼 | 1 | 御所実業 |
22 | 松井 颯汰 | 4 | 大阪産業附属 |
23 | 田中 莉輝 | 3 | 岐阜工業 |
完敗で終わった開幕戦から2週間。
2戦目の相手は昨年優勝を果たした大東文化大です。この大東大は昨年最下位だった関東学院大との開幕戦を落としており、2戦目はいろいろな意味で大事な一戦となりました。
タイムライン
風向きが著しく変化する強風の中、トスで勝った大東大が風上を選択してハリケーンズボールのキックオフ。
センターラインを挟んだ攻防から、オツコロのチップキックをチャージしインターセプトした大東大WTBオトが自陣から一気に日大陣22mライン付近まで一気にゲイン。さらにラックを連取し5mライン付近まで前進すると、
0-5
0-7
出鼻をくじかれてしまいました。留学生がボールをつながれるというのも良くない展開です。風下ということもあり心配していましたが、キックオフからはハリケーンズが激しくチャージし大東大陣に攻め込み、大東大を自陣に釘付けにします。
5-7
7-7
鮮やかな攻撃で同点に追いつきました。この後は自陣で耐える時間となりますがディフェンスで奮闘。
大東大陣22mライン付近でキックをキャッチしたNo.8オトのカウンターをWTB田中が食い止めるとWTB佐川がスチール成功。再び敵陣に入ります。
この後大東大陣で攻撃を繰り返しますが大東のディフェンスも機能して膠着状態になりますが、追加点はハリケーンズ。
10-7
難しい向かい風の中強く蹴り込んで追加点。この後も強い風に翻弄され膠着状態に入ります。
大東大陣22mライン付近でハリケーンズはカウンターラックからスチールに成功。CTB半田のタックルにCTB後藤とSO柏原がかけつけまが駆けつけました。
自陣10mライン付近でキックをキャッチしたハリケーンズがオツコロのカウンターからバックスの連続攻撃。オツコロが敵陣10m付近まで前進するとCTB半田→WTB田中→CTB半田とオフロードパスを繋いで22mライン内側まで前進。さらにラックから展開するとCTB後藤がゴール前10mまで持ち込むと、アドバンテージを受けてSO柏原がタッチライン際にキック。
15-7
17-7
これで10点差としましたが、この後のキックオフでボールをキープできず大東大に攻撃を継続され5mライン付近まで一気に攻め込まれます。トライラインを前にして奮戦しますがここでオフフィートのペナルティを犯すと、
17-12
17-14
最後踏ん張れそうなところでミスが出ました。大東大がテンポよく攻撃をし始めると脆さが出てきてしまいます。
が、今度のキックオフからはハリケーンズがお返し。LO岡がキックのチャージに成功すると敵陣で連続攻撃をしかけ22mラインの内側に入ると、
22-14
24-14
風下の前半、残り1分でこの点差。このまま行けるのではないか?そんな期待も生まれる中、ハリケーンズに再びビッグプレー。
日大陣22mライン付近でSH宮嵜が反対側から駆け込みスチール成功。さらに自らボールを持ちだしてカウンターへ。
ボールはFBオツコロ、SO柏原、CTB半田からWTB佐川へ繋がれ、佐川が大東大陣22m付近まで前進。さらにオブストラクションのペナルティを得て、5mライン付近のマイボールラインアウトとなります。
このラインアウトをキープしたハリケーンズはオープンに展開するもやや攻め急ぎ、大東大にスチールを許したところで前半終了となりました。ここで追加点を取ることが出来れば局面が大きく変わるところでしたが、逆に流れが相手に移ってしまったように思います。
キックオフ直後からはカウンターの応酬もあり陣地が激しく揺れ動く中、最初に得点したのは大東大でした。
24-19
24-21
No.8ノア・トファエオノに3つめのトライを許し少し落ち着きを失いつつありますが、そんな中でも勇気を与えるトライが生まれます。
テンポ良く大東大陣22mライン付近まで攻め込んだハリケーンズはSO柏原とCTB後藤がバックフリックパスでスイッチに成功。後藤もバックフリックパスでLO岡に繋ぐとCTB半田、WTB佐川、WTB田中とスピーディーにパスを繋いでトライライン前10m付近まで前進し、
29-21
柏原と後藤のシザースから佐川のトライまで10秒あまり。バックフリックパス、さらにはオフロードパスを織り交ぜて鮮やかにトライまで持って行きました。
31-21
今年のバックスの攻撃は迫力があるだけでなく、インテリジェントでどう攻撃がつながれていくかも予測が付かない。ポジションにも一貫性がなく、特にWTBは右に左によく動いているようです。
しかしながら、このトライも流れを変えるには至らず・・・
31-26
31-28
攻め込まれると急激に落ち着きを失ってしまいます。規律も乱れ、一気にトライまで持って行かれました。この後も大東大のペースでゲームが進んでいきます。
31-33
31-35
大東大の連続攻撃にガンガン当たられながらも耐え忍んでいたハリケーンズでしたが最後まで堪えきれず、ここで逆転を許しましす。
大東大トライライン前10m付近のラインアウトをキープしたハリケーンズはモールをプッシュ。トライラインを越えますがグラウディング出来ずトライラインドロップアウトへ。
このドロップアウトを受けてからはバックスを中心に攻めますが攻撃を継続出来ず、逆に大東大が日大陣に攻め込んで来ます。そして追加点へ。
31-40
残り10分少々というところで9点差となってしまいました。どことなく落ち着きを失っている状況の中、破壊力あるマラカイを投入しますがより一層混迷度をます結果となっていましました。
大東大陣10mライン付近のマイボールラインアウトを確保しFWで勝負を仕掛けますがボールが繋がらず後退。再び大東大が日大陣に攻め込んで来ます。
大東大の攻撃をFB山根の好タックルで寸断。ターンオーバーし、今度はハリケーンズが大東大陣内へ。
ハリケーンズは大東大陣22mライン手前のマイボールラインアウトから攻撃。攻撃はつながらなかったものの、トライライン前10m付近でマイボールスクラムを得ます。
このスクラムから展開したハリケーンズはゲインラインこそ突破するもののその後攻撃が繋がらず大東大にスチールを許します。攻め込んでも落ち着かずミスが出て、再び自陣に戻されました。
負けているハリケーンズも落ち着いていませんが、逃げ切りをはかりたい大東も落ち着きません。日大陣でミスを犯し、ハリケーンズが再び反撃へ。こぼれ球を拾ったCTB後藤の攻撃からテンポよくボールを動かし、トライライン前10m付近まで到達しペナルティを得ます。
34-40
レフリーから残り3分ほどのコール。先ほどのように攻撃を継続出来れば十分にトライが取れる時間です。そしてこの後のキックオフでは大東大がハイタックル。ハリケーンズがハーウウェイライン手前でのマイボールラインアウトの機会を得ます。
このラインアウトをキープしたハリケーンズは展開して攻撃。しかしながらゲインライン付近でスローフォワードが発生。大東大ボールのスクラムとなります。
ハリケーンズはこのスクラムを猛烈にプッシュ。ボール奪取に成功します。
ハリケーンズは逆転の望みを掛けたカウンター攻撃。ハーフウェイラインまで前進しますがここでノックフォワード。
ハリケーンズはこのスクラムも猛プッシュ。しかしながらボール奪取にもペナルティ奪取にも至らず、ボールをどうにかキープした大東大かボールを蹴出して無念のノーサイドとなりました。
2戦目は6点差での敗戦となりました。前半は良い感じでテンポ良く試合を進めることが出来ましたが、後半は成熟していない部分が目立ってしまったかも知れません。
これで2連敗となってしまいましたが、まだまだ期待を感じさせるチームです。まだまだ成長できます。前を向いて、次戦に備えて貰いたいと思います。
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