関東大学ラグビーリーグ戦公式戦
日本大vs法政大
得点表
日本大 | チーム | 法政大 | ||
19 | 合計得点 | 52 | ||
前半 | 後半 | ハーフ | 前半 | 後半 |
0 | 19 | 得点 | 18 | 34 |
0 | 3 | トライ | 2 | 4 |
0 | 2 | ゴール | 1 | 4 |
0 | 0 | PG | 2 | 2 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
メンバー表
日本大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 春野 星翔 | 4 | 日本大学 |
2 | 本間 颯太 | 3 | 國學院大學久我山 |
3 | 越後 雄太 | 4 | 保善 |
4 | 飯山 尚暉 | 4 | 静岡聖光学院 |
5 | セコナイア・ブル | 3 | 大分東明 |
6 | 四宮 勇斗 | 3 | 京都成章 |
7 | 井上 風雅 | 4 | 東福岡 |
8 | 佐川 奨茉 | 4 | 佐野日大 |
9 | 齋藤 史哉 | 4 | 佐賀工業 |
10 | 柏原 慶太 | 2 | 東海大相模 |
11 | 石黒 康生 | 3 | 岐阜工業 |
12 | 三良 煕三郎 | 4 | 佐賀工業 |
13 | ジョアペ・ナコ | 3 | 大分東明 |
14 | 浦川 直輝 | 1 | 大分東明 |
15 | 西尾 陽太 | 4 | 札幌山の手 |
16 | 依藤 和史 | 4 | 東海大学付属福岡 |
17 | 西岡 昴 | 3 | 石見智翠館 |
18 | 江藤 大輝 | 3 | 大分東明 |
19 | ワイサレ・セレヴィ | 4 | O’DeaHighSchool |
20 | 永池 海音 | 2 | 佐賀工業 |
21 | 前川 李蘭 | 4 | 目黒学院 |
22 | 後藤 翔大 | 1 | 佐賀工業 |
23 | 中山 仁 | 2 | 青森山田高 |
法政大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 中野 一樹 | 4 | 國學院大學栃木 |
2 | 石川 空悟 | 4 | 佐賀工業 |
3 | 渡辺 明志 | 3 | 佐賀工業 |
4 | 竹部 力 | 4 | 大分舞鶴 |
5 | 渡部 創太郎 | 4 | 桐蔭学園 |
6 | 山下 武準 | 4 | 法政大二 |
7 | 宮下 晃毅 | 2 | 報徳学園 |
8 | 高城 喜一 | 4 | 金光藤蔭 |
9 | 山脇 一真 | 4 | 天理 |
10 | 金 侑悟 | 3 | 大阪朝鮮 |
11 | 椎葉 脩嗣 | 4 | 日向 |
12 | 鈴木 颯太 | 1 | 秋田工業 |
13 | 田中 大誠 | 2 | 國學院大學栃木 |
14 | 石岡 玲英 | 4 | 御所実業 |
15 | 北川 拓来 | 2 | 昌平 |
16 | 仙波 陸 | 3 | 新田 |
17 | 四元 涼太 | 4 | 鹿児島玉龍 |
18 | 和山 学弥 | 1 | 法政大二 |
19 | 細川 幹太 | 2 | 國學院大學久我山 |
20 | 佐野 祐太 | 3 | 目黒学院 |
21 | 小山田 裕悟 | 2 | 桐蔭学園 |
22 | 松田 陸空 | 3 | 石見智翠館 |
23 | 中井 駿 | 3 | 大分舞鶴 |
タイムライン
ハリケーンズボールのキックオフ。序盤、ハリケーンズの攻撃はボールが手に付かず継続が出来ません。ディフェンスに転じると今度はペナルティが多発しあっというまにゴール前に攻め込まれます。
0-7
0-7
キックオフ後、ハリケーンズも攻撃を開始しますが途中オブストラクションの反則。すかさずPGを狙われます。
0-10
この後のキックオフでは法政にノックオン。ハリケーンズは敵陣でチャンスを迎え、22mライン手前から攻撃を開始するとLO飯山、No8佐川、CTBナコらが近場を攻めて一気にゴール前5mへ。しかしタッチライン際へのロングパスが通らず再び法政ボールに。
法政大陣10m付近のラインアウトをキープしたハリケーンズは、今度は素早くバックスに展開。WTB石黒がブレイクし22mライン内側へ。FB西尾も続き5mライン付近まで到達しラック、さらに攻撃を続けますがここでノックオン。再び法政大ボールとなります。
昨年も法政大の低いタックルに苦しみましたが今年も再び低いタックルに苦しむことになります。春の対戦では力勝負で圧倒出来ましたが、夏を越して圧倒出来なくなっていました。
この後のスクラムではハリケーンズにコラプシングの反則。タッチキックから再び法政の攻撃を受ける形となります。スクラムについては先制点を浴びた場面ではハリケーンズにアーリープッシュの反則があり、スクラムで劣勢に立っている感は否めません。
法政大は自陣10mライン付近のラインアウトをキープすると展開。一次攻撃でLO渡部がブレイクし日大陣に入るとその後も攻撃を継続し続けて日大ゴール前10m付近まで到達。ハリケーンズも粘り強くディフェンスを続けますが、ここでハイタックルの反則。
0-13
気を取り直して反撃したいハリケーンズですが、このキックオフではオブストラクションの反則。再び自陣で法政に。しかし今度はハリケーンズが鋭いディフェンスからターンオーバー。FL井上、CTBナコらの力強い走りで法政大陣に入り、10mラインを越えていきます。さらにノートロールウェイの反則を貰い、ロングタッチからチャンスを得ます。
法政大陣5mライン付近のラインアウトをキープしたハリケーンズはワイドに展開。しかしながら一次攻撃でボールがつながらずターンオーバーされると、法政大バックスに大外を走られ一気に自陣22mライン内側へ。
0-18
この後のキックオフでは法政大がミス。ハリケーンズボールとなり、攻撃を開始するものの継続出来ずペナルティ。
法政大は自陣5m付近からWTB石岡がPGを狙いますが失敗。
ハリケーンズはスクラムのコラプシングから得たペナルティで法政大陣15mまで進みマイボールラインアウトへ。スクラムから得たチャンスで反撃に転じたいところでしたがこのラインアウトはキープできません。法政の攻撃になりますが、この攻撃にFL井上が絡みペナルティを得ます。ハリケーンズはここからNo8佐川が速攻を仕掛け22mライン内側へ入るもののボールを奪われ再度法政ボールに。しかしながら法政の攻撃もおぼつかず再度ハリケーンズボールに。攻撃サイドが激しく動く時間帯となりますが、この攻防は法政大LO竹部のジャッカル成功で決着。
ハリケーンズは自陣でのスクラムで再びコラプシングの反則を得てハーフウェイライン付近へ。今度はラインアウトをキープし素早く展開するとWTB浦川がブレーク。5mライン付近まで独走して3対2の決定的なチャンスとなりますがその後はボールが繋がらずトライに持ち込めません。
今度は敵陣でのスクラムでコラプシングのペナルティを得たハリケーンズは法政大ゴール前10mのマイボールラインアウトから前半最後の攻撃。このラインアウトをキープすると密集サイドを突いたLOブルが5mライン付近まで前進しますがこの攻撃も継続出来ず、前半終了となりました。
敵陣深くまで攻め込んでもトライまで持ち込めなかった前半のハリケーンズ。得点を奪うことは出来ませんでしたが、法政大もハリケーンズのアタックを警戒しながら受けに回っていることもあり、幸いにして18点差と印象ほど差が付いていません。修正点はあきらかなので、巻き返しを図りたいところですが・・・
後半開始早々パントを受けた後の密集で圧力を受けペナルティ。PGを狙われます。
WTB石岡の正面40mPG失敗
なかなか良いリズムを掴めません。
SO柏原のロングキックを足がかりに敵陣に入ったハリケーンズはNo8佐川のアタック。22mライン付近まで攻め込みますがその後のボールが繋がらず自陣に押し戻されます。
自陣での攻防はお互い攻撃が繋がらない場面があり膠着状態になりますが、再びパントを受けた後の密集で圧力を受けゴール前まで攻め込まれると、
0-23
0-25
ハリケーンズはここでSH前川を投入。このキックオフではLOセレヴィがボールを奪い、さらにNo8佐川が大きく前進して法政大ゴール前10mに達しますがバックスに展開したところでジャッカルを受け後退します。
自陣に押し戻されたハリケーンズですが、ここで法政大のパスミスに乗じてカウンター。しかしながらノックオンで攻撃が繋がらず法政大ボールのスクラムへ。
このスクラムを押し込んでボールを奪ったハリケーンズはCTBナコの個人技で前進すると、さらにNo8佐川が法政大陣10mライン付近に転がしたボールに圧力を掛けボールを奪取。22mライン手前で外に大きく降り大外にFL井上。大きなチャンスを迎えますが、頼みの井上がなんとWTB石岡のビッグヒットを受けジャッカルされてしまいます。法政大フィフティーンを鼓舞する主将のビッグヒット。この試合の流れを決定付けるの一番大きな分水嶺でした。石岡くんに敬意を表して写真を掲載します。
再び自陣に押し込まれたハリケーンズは法政大のミスに乗じて反撃に出ますがここでまた法政大のジャッカルを受けると、
0-28
勝負が決まった、とまでは言えませんが勝敗のベクトルが決まった一発でした。とはいえ、法政とてやはり盤石ではありません。
5-28
反撃の狼煙を上げるトライとなりました。さらにすぐ追加点を挙げます。
10-28
12-28
5分で2つのトライを取り、反撃ムードも高まりましたがそれもここまで。再びパント処理のミスから自陣でターンオーバーを許しピンチを迎えると、
12-33
12-35
ハリケーンズの反撃ムードを断ち切る一撃。ハリケーンズのミスはことごとく法政のスコアに繋がっていきます。ただ法政も相変わらずキックオフ処理が不安定。この後もノックオンがありハリケーンズは法政大陣10m付近でマイボールのスクラムを得ます。
ハリケーンズはスクラムから展開。速い球出しから攻撃を継続、法政ディフェンスを揺さぶり前進しますがタッチに最終的には押し出されトライならず。
ハリケーンズは自陣22mライン付近でキックをキャッチするとカウンター。CTBナコのアタックでハーウェイライン付近まで前進するとラックからの速い球出しも決まり一気に10mラインへ。ここでハイタックルのペナルティを得ると、法政ゴール前10mラインアウトとなります。
ラインアウトをキープし、モールを組みドライブを試みますが5mライン付近まで押し込んだところで押し返されてしまいます。ラックとなるとボールを奪われ、
12-40
12-42
ハリケーンズはこの後のキックオフでボールを獲得。ラックを連取しながら攻撃を継続、法政大ゴール前5mまで達しますがここで再び法政のジャッカルを受けま自陣まで戻ります。
12-47
12-49
この後のキックオフでNo8佐川が再びボールを獲得。
17-49
19-49
ラストワンプレーに望みを掛けるハリケーンズですが、自陣から展開したところでまたしても法政大のジャッカルを受けます。法政はPGを選択。
19-52
法政大は前半戦こそハリケーンズのアタックと圧力を警戒気味でしたが、後半に入ると接点でのアグレッシブさを増し再三のジャッカルでハリケーンズの攻撃を粉砕、得点差以上のワンサイドゲームとなってしまいました。
ハリケーンズにとっては昨年の法政大戦以上にショッキングな敗戦だったかも知れません。春のスタートから考えられないくらい困難なシーズンとなってしまいましたが、まだ選手権への道が閉ざされたという段階ではないので、少しずつでも成長して行って欲しいと思います。
コメント掲示板
ご感想・要望・質問等、管理人への伝言にお気軽にご利用下さい。