関東大学ラグビーリーグ戦公式戦
日本大vs立正大
得点表
日本大 | チーム | 立正大 | ||
34 | 合計得点 | 35 | ||
前半 | 後半 | ハーフ | 前半 | 後半 |
10 | 24 | 得点 | 16 | 19 |
1 | 3 | トライ | 1 | 3 |
1 | 3 | ゴール | 1 | 2 |
1 | 1 | PG | 3 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
メンバー表
日本大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 春野 星翔 | 4 | 日本大学 |
2 | 本間 颯太 | 3 | 國學院大學久我山 |
3 | 越後 雄太 | 4 | 保善 |
4 | 飯山 尚暉 | 4 | 静岡聖光学院 |
5 | 井草 城ノ介 | 4 | 國學院大學久我山 |
6 | 四宮 勇斗 | 3 | 京都成章 |
7 | 井上 風雅 | 4 | 東福岡 |
8 | 佐川 奨茉 | 4 | 佐野日本大学 |
9 | 齋藤 史哉 | 4 | 佐賀工業 |
10 | 柏原 慶太 | 2 | 東海大学付属相模 |
11 | 石黒 康生 | 3 | 岐阜工業 |
12 | 後藤 翔大 | 1 | 佐賀工業 |
13 | ジョアペ・ナコ | 3 | 大分東明 |
14 | 久保 太志郎 | 2 | 國學院大學栃木 |
15 | 西尾 陽太 | 4 | 札幌山の手 |
16 | 依藤 和史 | 4 | 東海大学付属福岡 |
17 | 西岡 昴 | 3 | 石見智翠館 |
18 | 江藤 大輝 | 3 | 大分東明 |
19 | ワイサレ・セレヴィ | 4 | Middle School O’Dea |
20 | 大野 敬 | 3 | 鹿児島実業 |
21 | 前川 李蘭 | 4 | 目黒学院 |
22 | 大橋 昇真 | 4 | 同朋 |
23 | 中山 仁 | 2 | 青森山田高 |
立正大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 井川 桃大朗 | 2 | 東福岡 |
2 | 平林 頼人 | 4 | 佐野日本大学 |
3 | 佐藤 大我 | 4 | 大分舞鶴 |
4 | 八木 崇太 | 3 | 日本航空石川 |
5 | ヴィリケサ・リモリモ | 1 | QueenVictoria |
6 | 岩重 拓海 | 1 | 大分東明 |
7 | ピエリッチ・シーバード | 4 | PaarlGimnasium |
8 | 平尾 晃太 | 1 | 大阪商業大学 |
9 | 三原 大河 | 4 | 東福岡 |
10 | キニ・ヴェイタタ | 4 | StAndrew’s |
11 | 清永 修太郎 | 4 | 大分舞鶴 |
12 | 南澤 修斗 | 2 | 湘南工科大学附属 |
13 | 鈴木 太登 | 2 | 尾道 |
14 | 羽根田 大空 | 3 | 日本体育大学荏原 |
15 | 武田 凱 | 3 | 巻 |
16 | 多田 翔一朗 | 2 | 御所実業 |
17 | 三浦 類 | 3 | 仙台育英学園 |
18 | 榊 勇樹 | 4 | 東福岡 |
19 | 冨野 泰空 | 3 | 秋田工業 |
20 | 馬越 涼 | 2 | 大分東明 |
21 | 宮川 晴登 | 1 | 大分東明 |
22 | 浮田 裕一 | 3 | 興国 |
23 | ハインリッヒ・フルックス | 2 | Jeugland |
タイムライン
春から何かとお騒がせの日本大学。
窪田幸一郎監督と稲田仁ヘッドコーチという新体制となり「ヘラクレス軍団復活」を目論むラグビー部も安泰ではなく、開幕前に一騒動おきましたが開幕を迎えることが出来ました。特長年ハリケーンズを支えていたメンバーが去ったことから春からフレッシュなメンバーとなっていましたが、開幕戦はさらにフレッシュなメンバーになってすべてが未知数。果たして今年のハリケーンズの実力は?藤沢市長観戦の中、今年のハリケーンズがスタートしました。
ハリケーンズボールのキックオフ。この攻防でペナルティを得ると、すかさず先制しました。
3-0
初スタメンとなるSO柏原が落ち着いてPGを決め、幸先のよいスタートとなりました。この後は拮抗した争いとなり、
3-3
同点に。ハリケーンズはこの後敵陣に入り、
CTB後藤がパスダミーから抜けゴール前5mまで前進。FWでゴールライン突破を目指し、最終的にモールを組みますが押し込めずアンプレアブル。
直後の相手ボールスクラムで反則を誘うとすかさずスクラムを選択。このスクラムを押し込みますがこぼれたボールを奪取されタッチに逃れられます。
8-3
10-3
なかなかゴールラインを超えられ中飛び出したビッグプレー。今シーズン初トライは佐川主将となりました。
このままの流れで行きたいところですが、キックオフ直後に自陣でペナルティ。追撃を受けます。
10-6
ハリケーンズは自陣22m付近でキックをキャッチするとカウンター。CTBナコが前進すると展開し、次々とディフェンスにぶつかっていきながら前進していくものの、ここでペナルティ。
10-11
10-13
逆転を許すと、この後のキックオフでレイトタックル。
14人で戦うことになり、さらにこのペナルティから攻め込まれます。このディフェンス中ハイタックルを犯すと、
10-16
6点差となりました。
反撃に転じたいハリケーンズはFL井上の突破を足がかりに敵陣に入り攻撃を開始。
FW・BKとも体をぶつけながら前進する激しいラグビーを見せ、22mライン付近まで前進しますが反撃はここまで。
中央付近まで押し戻されると徐々に後退し22mライン付近まで後退。ここでの立正大の攻撃をどうにか防ぎきったところで前半終了となりました。
基本的にハリケーンズが攻撃し立正大が受けていた印象ですが、受けに回っても落ち着いて反撃を待てる立正大に対しハリケーンズは受けに回ると脆さを見せます。逆転するにはまず攻撃を継続し続けて付けいる隙をあたえたくないとこですが・・・。
立正大のペナルティから敵陣に入ったハリケーンズはFL井上がブレイクし前進。ここでペナルティを得るとラインアウトからモールでトライを狙います。このモールは押し込むことは出来ませんでしたが、
15-16
17-16
欲しいところでトライを取り逆転に成功したハリケーンズ。前半の先制トライの後はすぐに反撃されましたが、この後は受けに回ることなく落ち着いてゲームを進め敵陣に進んでいきました。
立正大ゴール前10mまで前進したところで相手ボールのスクラム。フッカーの位置に井上が入るなどFW内でメンバーを入れ替えたスクラムとなりますが、このスクラムをプッシュするとペナルティを得ます。
立正大ゴール前10mまで前進したところで相手ボールのスクラム。フッカーの位置に井上が入るなどFW内でメンバーを入れ替えたスクラムとなりますが、このスクラムをプッシュするとペナルティを得ます。
2度試みた5mラインからのモールは押し込めませんでしたが、
22-16
24-16
前半とは打って変わって落ち着きを見せるハリケーンズ。直後のキックオフでミスがありましたが自陣でも慌てずディフェンスしターンオーバー。敵陣に入りペナルテキを得ると、練習から良い当たりを見せていた前川が難しい位置からPGを狙います。
27-16
ゲームの流れは完全にハリケーンズに傾いており、ここで一気に決着を付けたいところですが直後のキックオフから立正大にボールをキープされると、
27-21
27-23
トライ直後に失点するのは2度目となりますが、意気上がる立正大の前にここはまず落ち着きを取り戻したいところ。
ハリケーンズは波状攻撃から徐々に攻撃のリズムを取り戻していきます。反対に前半受けに回っても強かった立正大が、ハリケーンズの攻撃の前に余裕を失っている印象です。このまま押し込みたいところで、ゴール前10m付近から波状攻撃を仕掛けて行くと、
32-23
34-23
この試合最大得点差となる11点差に。後半20分に9点差のときと同じくもう一押しすれば決着も付けられるところでしたが・・・・
直後のキックオフでボールを失うと、その後のスクラムでペナルティを取られと流れは再び立正大に。
34-28
34-30
3度目となるトライ直後の失点。結局、接戦のまま終盤に入ります。
キックオフ後、ハリケーンズが敵陣に入ったところで相手ディフェンスがレイトタックル。シンビンとなり、1人多い状況で終盤に。
この後22mライン内側まで攻め込みますが、攻撃を継続出来ません。逆に立正大は日大陣に入ると勢いを増し、ハリケーンズは立正大の波状攻撃を受ける立場になります。しばらくは堪えていましたが、
34-28
再逆転を狙うハリケーンズの最後の攻撃は敵陣10mからのスクラム。押し込むもののペナルティは得られず、スクラムアゲインに。
このスクラムにすべてを掛けますが、ペナルティを犯したのはハリケーンズ。
立正大が外にボールを蹴出したところでノーサイド。開幕戦は悔しい1点差での敗戦となりました。
自分たちの現在地もよく分からず手探りの中の開幕戦。周囲が何かと騒がしい中奮闘しましたが、力及ばず敗戦となりました。
反省点があるのは明らかですが、十分強いラグビーをしていたので悲観することはないはずです。ただ気がかりなのはチーム状況。昨年の4年生がおとなしめだった反面、3年生(今年の4年生)は直情的な選手が多くそれはそれで頼もしいのですが殆どの選手が末弟気質。長兄たる佐川主将の立場は揺るぎないのですが、佐川主将が痛んだときに誰がどうチームを引っ張るのか?応援席にいる部員も含めて、4年生が皆頼れる兄貴として立ち振る舞いが出来るように成長したとき、このチームの真の実力が発揮できるように思います。
まだまだ成長段階にあるチームです。日々成長していければと思います。日に日に新たに。
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