関東大学ラグビーリーグ戦公式戦
日本大vs大東文化大
得点表
日本大 | チーム | 大東文化大 | ||
31 | 合計得点 | 17 | ||
前半 | 後半 | ハーフ | 前半 | 後半 |
12 | 19 | 得点 | 5 | 12 |
2 | 3 | トライ | 1 | 2 |
1 | 2 | ゴール | 0 | 1 |
0 | 0 | PG | 0 | 0 |
0 | 0 | DG | 0 | 0 |
メンバー表
日本大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 金 樹一 | 4 | 大阪朝鮮 |
2 | 林 琉輝 | 4 | 日本大学 |
3 | 岩上 龍 | 4 | 目黒学院 |
4 | 太田 寿一郎 | 4 | 神戸村野工業 |
5 | イオセファツ ・モレコ | 4 | LeulumoegafouCollege |
6 | 原田 竜弥 | 4 | 明和県央 |
7 | 平坂 桃一 | 4 | 日本大学 |
8 | 佐川 奨茉 | 3 | 佐野日本大学 |
9 | 齋藤 史哉 | 3 | 佐賀工業 |
10 | 饒平名 悠斗 | 4 | コザ |
11 | 水間 夢翔 | 4 | 佐賀工業 |
12 | 広瀬 龍二 | 4 | 日川 |
13 | ジョアペ ・ナコ | 2 | 大分東明 |
14 | ナサニエル ・トゥポウ | 4 | MaristBrothers'HighSchool |
15 | 普久原 琉 | 4 | コザ |
16 | 井上 風雅 | 3 | 東福岡 |
17 | 中野 裕翔 | 2 | 京都成章 |
18 | 越後 雄太 | 3 | 保善 |
19 | 鷲谷 太希 | 4 | 天理 |
20 | 久保 太雅 | 3 | 天理 |
21 | 前川 李蘭 | 3 | 目黒学院 |
22 | 中司 大也 | 4 | 日本大学 |
23 | 西尾 陽太 | 3 | 札幌山の手 |
大東文化大 | |||
No. | 氏名 | 年 | 出身校 |
---|---|---|---|
1 | 森 俊輔 | 4 | 深谷 |
2 | 西林 勇登 | 3 | 御所実業 |
3 | 河村 樹来 | 4 | 石見智翠館 |
4 | 佐々木 柚樹 | 2 | 八戸工業 |
5 | サイモニ ・ヴニランギ | 4 | MasseyHighSchool |
6 | 塩見 成梧 | 4 | 御所実業 |
7 | 吉瀬 航汰 | 4 | 大東文化大学第一 |
8 | リサラ ・フィナウ | 2 | 青森山田 |
9 | 伊藤 海 | 4 | 黒沢尻工業 |
10 | 落 和史 | 4 | 石見智翠館 |
11 | 小田嶋 生吹 | 3 | 秋田中央 |
12 | 戸野部 謙 | 4 | 岐阜工業 |
13 | ペニエリ ・ジュニア・ラトゥ | 3 | St.Peter'sCollege |
14 | 伊藤 和樹 | 1 | 青森山田 |
15 | 青木 拓己 | 4 | 御所実業 |
16 | 嵯峨 嗣侃 | 2 | 秋田中央 |
17 | 奥原 岳人 | 3 | 大東文化大学第一 |
18 | 藤倉 大介 | 3 | 國學院大學栃木 |
19 | 小田桐 祭 | 1 | 磐城 |
20 | ジョセフ ・ドモニ | 1 | Nelsoncollege |
21 | 稲葉 聖馬 | 3 | 御所実業 |
22 | ハニテリ ・ヴァイレア | 2 | 青森山田 |
23 | 神田 永遠 | 2 | 中部大学春日丘 |
タイムライン
4戦終わって1勝3敗同士の対戦となった今年の大東文化大戦。高校ラグビー群馬県大会の決勝進出を決めた明和県央高校ラグビー部が応援に駆けつける中、入替戦回避、負ければ入替戦が現実味帯びてくるという試合を4年生中心の布陣で戦っていきます。
キックオフ早々、大東文化大にダイレクトタッチがあり大東大陣10mでのマイボールラインアウトを得たハリケーンズは、ラインアウトから展開するとCTBナコがブレイク。ゴールライン前10m付近まで一気に前進しますがこのラックでオーバーザトップ。再び大東大陣10mに押し戻されます。
このラインアウトからは大東大が反撃。バックスに展開すると日大ゴール前5mまで前進。日大陣で攻撃をしますが、こちらもペナルティで後退。
この後双方ミスとペナルティがあり落ち着かない展開となりますが、ハリケーンズは前半8分に大東大ゴール前10mでのマイボールラインアウトを得ます。
5-0
7-0
双方気持ちが入りすぎたのか、落ち着かない序盤戦でしたが最初のチャンスを物にして先制。
ただし、この後は自陣に釘付けになってしまいます。
日大陣10m付近のスクラムから素早く展開した大東大はFB青木が抜けだしゴールライン前5mまで前進。ここはどうにかタッチに押し出しますが、ここで得たラインアウトをノックオンで失いゴール前5mでの大東大ボールのスクラムとなります。
7-5
2点差となった後は再びハリケーンズが大東大陣に釘付けになり攻撃を続けますが、大東大のタックルも激しく、またミスも出てゴールラインまではたどり着けません。
30分過ぎには自陣に押し戻されますが、
12-5
再三攻め続けた左タッチ際でついにトライ。
キックオフ後は大東大が日大陣で攻撃を続ける展開に。しかしPR金のジャッカルなどで防ぎきり、40分過ぎには大東大陣に。
ハリケーンズに前半最後のチャンス。大東大陣20mでマイボールスクラムを得るとこれをプッシュ。コラプシングのペナルティを得るとタッチキックを選択、大東大ゴール前10mのラインアウトとなりモールから攻めますが、トライには至らず前半終了。
流通経済大戦・東洋大戦とは異なり、ペナルティからPGを狙わなかった前半戦。最後のペナルティもPGを狙える場所でしたが、トライを取りに行きました。考え方を変えてきているのでしょうか。後半に注目です。
ハリケーンズボールのキックオフ。大東大のミスを見逃さず、ハリケーンズが大東大陣に入ります。
大東大のキックミスから大東大陣22mライン付近のスクラムを得ると、
17-5
19-5
群馬出身、明和県央の後輩も応援に駆けつける中歓喜のトライを挙げた原田。これで12点差とリードを広げますが、キックオフ後すぐにペナルティを犯し反撃に遭います。
19-10
19-12
ここまでずっと、同じチームの連続スコアがありません。接戦と言えばそうなのですが、スコア後のキックオフで蹴った方が攻め込むことが殆どであり、攻め込れる要因となっているのがレシーブ側のミスやペナルティです。その結果、どちらのチームも流れを掴めないようにも見えます。
今までの流れから言えば今度はハリケーンズが攻め込む順番ですがそう単純には行かず、ハリケーンズがペナルティから瀬間混まれます。さらに、ここまで活躍を見せていた原田が負傷退場。
この後もハリケーンズは自陣に釘付けとなりますが、互いにターンオーバーし合う場面などもあり、やはり試合が落ち着きません。互いにいろいろなものが拮抗しており、また攻撃を継続出来ない時のパターンも同じようで、息が合わなかったり孤立したりというプレーがお互い様になってきているようです。
ハリケーンズは自陣22mライン付近のスクラムをプッシュして展開するとFB普久原がブレイク。大東大陣10mまで入りさらにラックから展開しますが、このボールが繋がりません。
大東大もこの後反撃に転じますが、ハリケーンズディフェンスも反応しノックオン。こちらも攻撃を継続出来ません。
大東大陣10m付近でスクラムを得たハリケーンズは、このスクラムでFK、さらにはPKを獲得。22mライン付近でのラインアウトを得ると、
24-12
再度点差を広げます。ただし、今までのパターンだと今度は大東大が攻め込んでくる順番。どうにかこの展開を変えたいところですが、やはりキックオフから大東大が攻め込むこととなりました。
しかしながら大東大も最初のマイボールラインアウトはキープ出来ず、さらに得たマイボールラインアウトはノットストレートで波に乗りきれません。
大東大のミスにつけ込み攻めに転じたいハリケーンズですが、ここで得たスクラムで今度はハリケーンズがペナルティ。タッチキックから大東大に攻め込まれることになりますが、このピンチは水間がジャッカルで守りました。
ハーフウェイライン付近でのラインアウトを得たハリケーンズですが、このラインアウトが乱れたのを皮切りにボールがなかなか綺麗に繋がりません。日大陣10m付近でボールを失うと大東大に攻め込まれ、
24-17
これで7点差。
終盤で6点差を逆転できなかった流通経済大戦、終盤で6点差を守り切れなかった東洋大戦に続き、7点リードで終盤に入っていきます。
今までの順番通り攻め込むのはハリケーンズ。バックスを中心に攻め、WTBトゥポウがタッチライン際抜け出しますがタッチラインに押し出されトライならず。
40分を前に大東大陣でゲームが続きますが、双方攻撃を継続出来ない状況で大東大陣10mでの大東大ボールスクラム。このスクラムからNo.8フィナウがサイドアタックを仕掛けゲインラインを大きく突破、さらに攻撃を継続しようとしますがLOモレコがボール奪取に成功。
ボールをキープし時間を稼ぎたいところでしたが、ラックでペナルティ、ボールを奪われます。速攻を仕掛けた大東大がさらにに前進しペナルティを得ると、
大東大は日大ゴール前のラインアウトをキープするとモールから攻撃。モールこそ止められるもののその後も猛攻をしかけてFWが日大ゴールラインに迫り、さらにバックスに展開するとゴールラインを突破。しかしながらハリケーンズディフェンスもグラウンディングを許さず、ゴールラインドロップアウトに。
非常に厳しい場面を防ぎ切りました。日大陣での大東大の攻撃は続きますがここでビッグヒット。
CTBナコのタックルでターンオーバー。ここから一気にハリケーンズが攻め込み、一気に前進して行きます。
CTB広瀬のラストパスがWTBトゥポウに通ると、
29-17
31-17
最後のトライは本当に素晴らしい。ピンチを守り切り、さらにビッグヒットから反撃して一気に取り切りました。
接戦を制したということ以上に、自分たちはこんなことも出来るといういい自信に繋がったのではないかと思います。ミスや反則も確かにありましたが、最後のトライで一皮むけたかも知れません。まだまだ続くリーグ戦。まだまだチャンスはあるはずですので、諦めずに頑張っていって欲しいと思います。
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